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ラストの曲は、京アニ近くの河原で泣きながら思いつきました――映画『聲の形』音楽・牛尾憲輔インタビュー

牛尾 この映画で20数小節の曲である「インベンション」を2時間かけて順番に演奏しているのは、あの曲がピアノの「練習曲」だからなんですね。最後の、文化祭に入るシーンの直前であの曲が終わるのは、将也が練習曲を終えて、次に進む準備ができたということをあらわしています。
 音響監督の鶴岡(陽太)さんが「他の音と重なってもいいから、全編ずっと『インベンション』を鳴らそうよ」と言ってくださったんですけど、さすがにそれは……と(笑)。ただ実は20数小節を映画の時間に合わせて引き延ばしたトラックは、僕、つくってあるんです。だから何かの特典にそれを付けようと思えばできる。ただ、劇中で使用されているトラック以上に遅いので、いろんな音が伸びまくって、音像がもう大変なことになってるんですよ。

――ピアノの音がドローン(持続音)みたいになっていると(笑)。

サントラを聴かないとわからない(?)、店内BGMの仕掛け


――サントラCDに即していくつか訊いていきたいんですが……そもそもサントラの話をすると、1枚目が劇中使用曲を収録したもので、2枚目はそれに加えて使用曲の別バージョン(未使用バージョン)や未使用楽曲が収録されていますよね。
 1枚目は「int」とか「lit」とかアルファベット3文字で統一されていて、2枚目は「heart beat」「into sparkle」みたいに意味の取れる英語の曲タイトルがついています。これは?

牛尾 コンセプトベースの作曲は前提としながらも、最初は一般的な作品と同様に、僕の仕事はまるっと曲を書いて渡して、あとは場面に合わせて他の方に選曲してもらうつもりで、識別コードみたいに3文字のタイトルをつけていたんです。
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2016年10月8日 14時00分

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