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外国人が増える日本、日本語をどう教えるべき?

2017年4月21日 08時00分 ライター情報:加藤亨延
教壇にはもちろん、その分野の資格を持った教師が立つ。

一例を挙げると、筆記と会話を総合的に学ぶ講座には、入門者から上級者まで習熟度別に9段階のレベルが設定されている。受講料は1回2時間、1ターム3カ月のコースであれば、131ユーロ(約1万5000円)で受講できる(2017年4月現在)。パリ市内の通常の語学学校であれば、いくつか見てみると、学校にもよるが同程度の時間で3カ月で650ユーロ(約7万5000円)前後であるため、パリ市のコースはずいぶん安い。

経済的な料金設定に加え、開講時間も昼と夜の両方の時間帯を用意。そのため毎回申込者は多く、受講はキャンセル待ちになることがしばしばある。
市の語学学校は小学校など既存の学校の空いている教室を利用し開講される


日本語教育は文化交流を促進させる


日本語教育への取り組みは、国外への文化の紹介、さらには日本に対するファンを増やすことにもつながる。自国語教育の普及と文化交流を進める機関を設けている国も多い。

フランスであれば、フランス語学校および文化センターである政府公式機関「アンスティチュ・フランセ」や政府公認の非営利団体「アリアンス・フランセーズ」がその目的を担う。各機関によれば、前者は世界96カ所設けられ、後者は132カ国800校以上を展開している。また英国では、上記のような役割を公的国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」が担当する。同機関によると、100カ国以上の国と地域で190以上のオフィスを持つ。

海外には言語学習と文化的窓口となる拠点を作り、国内には外国人に対する日本語教育の質とインフラを充実させることで、日本語を母語としない外国人の、日本語および日本文化に慣れ親しむためのハードルを下げられる。

もちろんこれら政策への投資は、すぐに効果が期待できないかもしれない。しかし、まいた種は巡り巡って、将来知らぬ間に各所で大きな実をつけ、いずれ日本に還元されていくはずだ。
(加藤亨延)
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ライター情報: 加藤亨延

ジャーナリスト。日本メディアに海外事情を寄稿。主な取材テーマは比較文化、および社会、政治。取材等での渡航国数は約60カ国。ロンドンでの生活を経て現在パリ在住。『地球の歩き方』フランス/パリ特派員ブログ

URL:http://tokuhain.arukikata.co.jp/paris/

コメント 4

  • 匿名さん 通報

    在日ブラジル人が日本語覚えずなじまない…というニュースを以前見たけど、今は改善されたかな? 駅の案内とか外国人に忖度しすぎで汚らしいので英語と日本語だけ残して、あとは日本語を覚えてもらえばいいよ!

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  • 匿名さん 通報

    日本語覚えたい人はアニメで覚えるよ。

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  • 匿名さん 通報

    日本語ができない日本人もいるが、少なくとも日本語のできない外国人は来なくていい。

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  • 匿名さん 通報

    アンスティチュ・フランセやブリティッシュ・カウンシルのような役割のところは外務省所管の独立行政法人国際交流基金のセンターが世界各国にあります。

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