永遠の美女の地の郷土料理、エジプトのコロッケ
(上)これがそのターメイヤ(中)高級感溢れる店内(下)入り口/写真:先浜恵理子
いよいよ夏本番!ビールの美味しい季節です。

ここ近年、ヨーロッパやアジアなど、海外のビールが身近になってきましたが、ビールのツマミも何か変化を付けたいもの。


今回ご紹介したいのは、エジプトの庶民に親しまれているターメイヤという名前のコロッケです。このターメイヤ。アラブ料理のファラフェル(豆のパテを使った揚げ物)の一種で、ソラ豆とニラを主に用いたエスニック・フード。食べてみると、外側は、熱々のカリッとした歯ごたえが心地よく、中は、豆とニラのジューシーな具の味わいがスパイシーにジュワっと広がり、まさにビールにピッタリ!

そんなエキゾチックな料理に出会えるのが、東京は世田谷、京王・井の頭線の新代田駅から徒歩1分の環七通り沿いのレストラン、元祖 日の丸軒。看板に“中級ユーラシア料理店”と書かれてある期待を裏切らず、中は、いにしえのシルクロードのどこかにあった王国の宮殿といった雰囲気。ユーラシア大陸の様々な美の要素が集まって何ともいえない非日常的感覚に誘ってくれます。

この空間で、ターメイヤを食べながら飲むビールはサイコーです。ターメイヤが、エジプトの中でも、クレオパトラの根拠地だったアレキサンドリアの郷土料理というウンチクもトリップ感を高めてくれます。
このターメイヤ、通信販売で取り寄せて食べることも可能です。東京の元祖 日の丸軒は遠いという方は、元祖 日の丸軒に電話をして、自宅でエジプトの味を試してみてはいかがでしょうか?(ys)

中級ユーラシア料理店 元祖 日の丸軒
〒156-0042 世田谷区羽根木1—4—18
TEL/FAX 03—3325—6190
営業時間 PM17:00〜AM2:00 (通販の受付も営業時間内に)