トヨタの新型「アルファード/ヴェルファイア」には後方カメラと超音波センサーを使った新駐車支援システム「インテリジェントパーキングアシスト(IPA)2」がメーカーオプションで用意されています。

「IPA2」ではこれまでの支援システムに比べて機能が更に進化しています。

従来の「IPA」では駐車前にステアリングを切って斜めに前進、後方カメラが空きスペースを認識できるようにする必要があり、車両の向きが不適切な場合は支援が途中で終了するケースも。

(IPAの場合)

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「IPA2」の場合は駐車したいスペースの前でクルマを停め、スイッチを押すだけで並列駐車に最適な位置まで自動で誘導、切り返しを伴うような狭い駐車スペースで威力を発揮します。

(出展 トヨタ自動車

この支援を可能にしたのが前後バンパーに各4個ずつ搭載しているセンサーに加えて、新たにバンパーの両サイドに前後各2個ずつ追加した超音波センサー。

(IPA2の場合)

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駐車スペースが複数有る場合はステアリングを左右に回して駐車スーペースを選択すればOK。

苦手なドライバーが多い縦列駐車にも対応しており、出庫時には発進可能な位置まで自動でステアリング操作をサポートするなど、様々なシーンでボディサイズの大きさが苦にならないように配慮されています。

(出展 トヨタ自動車)

トヨタによれば「並列駐車」や「縦列駐車」の支援に加えて「切り返し」機能まで備えた駐車支援システムは世界初とのこと。

近頃ではミニバンでショッピングに出かける女性ドライバーも増えており、暗くて狭い駐車場でも手際良く駐車するシーンを見かけるようになりましたが、こうしたアシスト機能が大いに活躍しているという訳です。

■トヨタ インテリジェントパーキングアシスト2
http://toyota.jp/vellfire/performance/drivability/

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 (Avanti Yasunori) 

【画像をご覧になりたい方はこちら】 http://clicccar.com/2015/05/06/305837/

画像付き元記事はこちら:トヨタの自動駐車機能「IPA」が進化、切り返しも可能に!(http://clicccar.com/2015/05/07/305837/)