2016年2月現在、ホンダの国内向けラインナップにシビックの名はありません。

2010年8月に終了した4ドア、同年12月に販売を終えたハイブリッド、2012年6月終了のシビック・タイプRという状況で、2015年のジュネーブモーターショーで発表された4代目のシビック・タイプRも750台の商談申し込みは即終了(下の写真)。

しかし、北米や欧州、中国などグローバルで販売されているシビックは、2015年のニューヨーク国際モーターショーで披露された10代目のコンセプトカーを皮切りに、2ドアクーペ、4ドアセダン、5ドアハッチバックが投入される見込みになっています。

今回発表されたのは、再びジュネーブモーターショーで新型シビックが公開されるというニュース。

なお、今年のジュネーブモーターショーは3月1日からのプレスデー、一般公開日は3月3日~13日になっていますが、今回は、新型「シビック・ハッチバック」プロトタイプモデルのワールドプレミアとなります。

シビックのハッチバックモデルは、これまで欧州市場でホンダの基幹モデルとして好評を得てきたモデル。今回、プロトタイプが初公開される新型 「シビック ・ハッチバック」は「ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(Honda of the UK Manufacturing. Ltd.)」で生産され、欧州市場では2017年初めに発売される予定。

もちろん、シビック・ハッチバックは欧州だけでなく、同社が販売面で強みをもつ北米市場などグローバルでの販売が予定されています。

このほかにも、欧州では初公開となる新型の燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」市販予定車や、今年から欧州でも販売予定の新型「NSX」など、欧州市場向けにニューモデルが出展されます。

(塚田勝弘)

画像付き元記事はこちら:新型シビック・ハッチバックをジュネーブモーターショーで世界初公開!(http://clicccar.com/2016/02/10/353537/)