F1女子シンガポールGP観戦記、第1弾第2弾と紹介してきましたが、今回は「ドライバー編」をお届けします!

海外観戦に行くとき、三度の飯よりF1ドライバーが大好きな私が考えるのが「ドライバーに会えるかどうか」。

せっかく海外に行くのであればドライバーを近くでみたい! 毎日会いたい! と思い、サイン会やイベント情報、通勤ルートをリサーチします。

シンガポールGPはほとんどのドライバーがホテルからパドックまで歩いて出勤するので、毎日その姿を拝めることができる夢のような場所。今年も木曜日からたくさんのドライバーに会うことができました!

シンガポールGPが行われるマリーナベイ・ストリート・サーキットには合計10カ所のゲートがあるのですが、徒歩移動のドライバーはゲート9を利用します。なので、ドライバーを見るにはゲート9の手前もしくは入った所か、パドック入り口近辺にいればOK。

出勤時間はドライバーによって様々なので、ゲートオープンとともに待機するのがオススメです。

シンガポールGPで心を奪われたのが、ピンクのチームウェアがお似合いのエステバン・オコン選手(フォースインディア)です。スタイルが良く、歩いてくる姿はまるでモデルのよう! でも話すととっても優しく、笑顔がキュートで、そのギャップにすっかり魅了されてしまいました。

フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン)の人気は絶大で、毎日大勢のファンを引き連れて歩いていました。アロンソ選手大ファンの父に託された手作り応援フラッグを見せると、自身のインスタグラムに「Arigatoooo」とメッセージ付きでフラッグをアップしてくれて大感激! こちらこそ、Arigatoooo!

F1ドライバー……ではなくイタリアからきたフェラーリファンのマルコさん(セバスチャン・ベッテル選手推し)。イタリアGPの様子を聞いたりイタリア語を教えてもらったりと、ドライバーを待っている間もマルコさんのおかげて楽しく過ごすことができました。海外F1ファンとの交流も、海外観戦の魅力ですよね。

1人だけ面白い乗り物で移動する人がいました。どのグランプリでも大人気、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)です!

ライコネン選手は、ゲート9からパドックまで毎日ゴルフカートに乗ってご出勤。

ファンの間をすーっと通りすぎていく姿は何度見ても笑えます。

そんなに嫌ならクルマで移動すればいいのに…と思うのですが、毎年乗ってくるってことはゴルフカートがお気に入り!? それでも声をかければ手をふってくれたり、サムアップしてくれるツンデレなキミ様がたまりません。

 

笑顔が眩しいダニエル・リカルド選手(レッドブル)が来るとあっという間に人だかりが。そんな中でも一人ひとり丁寧にファンサービスをしている姿がとても印象的でした。

ケビン・マグヌッセン選手(ハース)は元F1ドライバーのお父様、ヤン・マグヌッセンとご出勤。そっくり!!

ドライバー以外にも、チームスタッフや関係者もたくさん歩いてきます。

中でも嬉しかったのが元F1ドライバー、ネルソン・ピケの娘さん、そしてダニール・クビアト選手(トロロッソ)の彼女、ケリー・ピケです。

お父様は元F1ドライバーだし、若いし、キャピキャピしているのかなーなんて思っていましたが、そんなことありませんでした。おしとやかで、可愛い! クビアト選手ともお似合いで、いつまでも仲良しな二人でいて欲しいなと思いました。

そうそう、パドック入り口にはドライバーのイラストが描かれたパネルが展示されていたのですが、これ、ただのイラストじゃなかったのです。

フランス出身のロマン・グロージャン選手(ハース)はフランスパンを手に持っていたり、なぜか分かりませんがバルテリ・ボッタス選手(メルセデス)がムキムキだったりと、思わずくすっと笑ってしまうようなものばかり!

私的ツボはライコネン選手。よーく見ると、手から氷が出ているんです! 無口でクールなライコネン選手のニックネーム「アイスマン」から、氷の発想とは面白い! イラストを見た瞬間、「ありの~、ままの~」と歌いたくなっちゃいました(笑)。

シンガポール特有の蒸し暑さの中約2時間立ちっぱなしでしたが、ドライバーに会えればその疲れもなんその!

毎日ドライバーを近くで見ることができ、最高の思い出ができました!!

(yuri)

【関連リンク】

シンガポールのエスカレーターはびっくりするほど速かった!【F1女子シンガポールGP観戦記】
https://clicccar.com/2017/09/27/511072/

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https://clicccar.com/2017/10/02/511078/