2008年8月4日 14時07分
北京五輪8月8日開会の真相「縁起が理由」でなかった
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北京五輪組織委報道宣伝部の徐達副部長は3日、江蘇省常州市で講演し、北京五輪大会の開会式を8月8日としたのは、国際オリンピック委員会(IOC)との「歩みより」の結果で、中国側が縁起がよいとされる「8」にこだわって決めたのではない紹介した。(サーチナ&CNSPHOTO)
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3日付常州日報によると、北京五輪組織委報道宣伝部の徐達副部長(写真)は同日、江蘇省常州市で講演し、北京五輪大会の開会式を8月8日としたのは、国際オリンピック委員会(IOC)との「歩みより」の結果だったと紹介した。
関連写真:そのほかの北京オリンピック・カウントダウン の写真
徐達氏は北京市が2008年の五輪大会を誘致する過程で重要な役割りを担い、IOCに提出した申請書の主要な執筆者のひとりでもある。
五輪憲章(オリンピック憲章)は、同夏季大会の会期は17日間、開会式は金曜日、閉会式は日曜日と定めている。当初から開会は7月下旬から8月下旬とされていたので、開会式の候補は7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日の5通りだった。
徐氏によると五輪大会の会期は、開催地が決まってから、IOCとの協議で最終決定する。IOCは7月25日の開会を考えていた。一方、北京五側は8月29日の開催を希望。7月下旬から8月上旬にかけては北京市が最も暑い時期で、競技への影響の恐れだけでなく、空調のための電力使用も大幅に増加するからだ。
試算では、7月25日に開会した場合、北京が夏の盛りを過ぎた8月下旬の開会と比べ、会場などの冷房費用は最低でも10億元は増えることが分かったという。
このため、北京側は7月25日開会に強硬に反対。IOC側は妥協案として8月1日開会を打診したが北京側は拒絶。IOCは改めて8日を主張したが、北京側は同様に拒絶した。
IOCが早い時期の開催にこだわったのは、北半球の多くの国では夏休み期間が7月下旬から8月上旬であるため、視聴率を上げ広告効果を高めたいスポンサー側の強い意向があったからという。
その後、双方が「これ以上ずらすのでは、開催は不能」と主張するなどぎりぎりの交渉が続いたが、最終的に互いが歩みよった結果、開会式は8月8日に決まった。
8月中旬までは、相当に高い気温が予想されるため、開会直後の競技種目は、射撃、アーチェリー、水泳の飛び込み、卓球、バドミントンなど、高温の影響が少ない競技や室内競技を選んだ。陸上などは極力、終盤近くに行なうことに決定。マラソンが午前7時にスタートするのも、気温を配慮したのが最大の理由だ。
中国では「8(中国語の発音はバー)」は、発財(ファーツァイ=財をなす)、発展(ファーヂァン)の「発」に通じるとして、縁起のよい数字とされる、このため、中国側が「8月8日」開催にこだわったとする説が強いが、徐達氏によるとIOCとの「ぎりぎりの交渉」の末の決定だった。
徐氏はこれまでも同様の発言をしているが、8月8日開会の真相は、中国人の間でもそれほど知られていないという。(編集担当:如月隼人)
【関連記事・情報】
・夜空に「五輪」、開会式の様子が次第に明らかに−北京(2008/08/04)
・五輪リハーサル「盗み撮り」問題で韓国SBSが謝罪(2008/08/01)
・2008年北京オリンピック特集
・社会>スポーツ・イベント>北京五輪:新着記事 - サーチナトピックス
・社会>スポーツ・イベント>北京五輪:当局対応 - サーチナトピックス
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徐達氏は北京市が2008年の五輪大会を誘致する過程で重要な役割りを担い、IOCに提出した申請書の主要な執筆者のひとりでもある。
五輪憲章(オリンピック憲章)は、同夏季大会の会期は17日間、開会式は金曜日、閉会式は日曜日と定めている。当初から開会は7月下旬から8月下旬とされていたので、開会式の候補は7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日の5通りだった。
徐氏によると五輪大会の会期は、開催地が決まってから、IOCとの協議で最終決定する。IOCは7月25日の開会を考えていた。一方、北京五側は8月29日の開催を希望。7月下旬から8月上旬にかけては北京市が最も暑い時期で、競技への影響の恐れだけでなく、空調のための電力使用も大幅に増加するからだ。
試算では、7月25日に開会した場合、北京が夏の盛りを過ぎた8月下旬の開会と比べ、会場などの冷房費用は最低でも10億元は増えることが分かったという。
このため、北京側は7月25日開会に強硬に反対。IOC側は妥協案として8月1日開会を打診したが北京側は拒絶。IOCは改めて8日を主張したが、北京側は同様に拒絶した。
IOCが早い時期の開催にこだわったのは、北半球の多くの国では夏休み期間が7月下旬から8月上旬であるため、視聴率を上げ広告効果を高めたいスポンサー側の強い意向があったからという。
その後、双方が「これ以上ずらすのでは、開催は不能」と主張するなどぎりぎりの交渉が続いたが、最終的に互いが歩みよった結果、開会式は8月8日に決まった。
8月中旬までは、相当に高い気温が予想されるため、開会直後の競技種目は、射撃、アーチェリー、水泳の飛び込み、卓球、バドミントンなど、高温の影響が少ない競技や室内競技を選んだ。陸上などは極力、終盤近くに行なうことに決定。マラソンが午前7時にスタートするのも、気温を配慮したのが最大の理由だ。
中国では「8(中国語の発音はバー)」は、発財(ファーツァイ=財をなす)、発展(ファーヂァン)の「発」に通じるとして、縁起のよい数字とされる、このため、中国側が「8月8日」開催にこだわったとする説が強いが、徐達氏によるとIOCとの「ぎりぎりの交渉」の末の決定だった。
徐氏はこれまでも同様の発言をしているが、8月8日開会の真相は、中国人の間でもそれほど知られていないという。(編集担当:如月隼人)
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