2008年8月18日に行われた北京五輪男子110m障害1次予選で、中国人陸上ハードルの旗手・劉翔(リウ・シアン)選手が、競技を途中棄権した。劉選手は「アジアの昇り龍」とも呼ばれ、陸上競技が弱点のアジア人としては珍しく、金メダルへの期待を背負うアスリート。国内大手ポータル・新浪(sina.com)スポーツ版が伝えた。
劉翔選手は競技開始後、4番目のハードルで転倒。レース終了後、足を引きずっており、右足を負傷したものと思われる。【その他の写真】
同選手は、アフリカ系のスプリンターが居並ぶ陸上トラック種目にアジア人として食い込む稀有な存在で、アテネ五輪陸上男子110m障害の金メダリスト。06年7月には、ローザンヌ国際大会の110mハードルで12秒88の世界新をマークして優勝、07年の世界陸上選手権110mハードルでも優勝しており、優勝への布石は整っていたと思われた。
その一方、新華社は16日までに、同選手の五輪連覇を「失敗に終わる確率が成功する確率を上回っている」と報道した。劉選手は5月下旬の米国遠征で右太ももを痛めており、大会直前の6月には、キューバのダイロン・ロブレス選手に自身の持つ世界記録を破られていた。同記事では、負傷を「潜在性の肉離れで完治は難しい」としている。(翻訳・編集/愛玉)
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