2008年12月19日、大洋網は広東省広州市の結婚、出産事情に関する記事を掲載した。同市で結婚した夫婦の約3割ができちゃった結婚だが、その背景には中国特有の事情が潜んでいるという。
市計画生育行政の担当者によると、昨年結婚した夫婦のうちできちゃった結婚の可能性が高いのは3万~4万人、全新婚夫婦の34%に達するという。中国が先進国同様に性観念の解放が進んでいることの表れと見ることもできるが、担当者はできちゃった結婚激増の裏には中国特有のある事情が潜んでいると話す。
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その事情とはいわゆる一人っ子政策。結婚前に妊娠し子どもの性別を確かめ、男の子ならばそのままできちゃった結婚。女の子だった場合には堕胎しているケースがあるという。一人っ子政策を推進している中国では、未婚女性の堕胎は極めて容易だからだ。担当者は傍証として広州市で男児が生まれる確率が広東省全体の平均値よりはるかに高く、自然の性別比率から逸脱していることを明かした。
男女の人口比が狂えば、将来的に結婚できない男性が大量に出現するなど多くの問題が発生すると見られる。そのため中国では出産前の性別検査を禁じ、産み分けを防止しようとしている。しかし実際には闇医者などを通じて調べる者も多いという。また通常の病院でも報酬目当てにこっそりと性別を教えているケースもある。その場合には「元気なお子さんですよ」と医者が言えば男の子、「男でも女でもどちらでもいいじゃないですか」といえば女の子を妊娠していることを意味するなど暗号で知らせるケースまであるという。担当者はいかに出産前の性別検査を禁じるかは今後の課題だと話した。(翻訳・編集/KT)
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