30日揚子晩報によると、江蘇省揚州市の家電量販店、蘇寧電器淮海路店に29日、男性が大きなカバン一杯のコインを持ち込んで、店員にテレビを売ってほしいと告げた。
男性は、ややためらいながら展示されていた2000元のテレビを指差した後、カバンの中身を見せて「これで売ってもらえるか」とたずねた。カバンの中には1元硬貨がずっしりとつまっていた。事情を聞くと、小学校2年生の息子が幼稚園のころから、「丑年(2009年)の春節(旧正月)には、母親に液晶テレビをプレゼントしたい」と、こつこつ貯めた硬貨という。
息子は「この、僕のお金で買ってね。やっと、家のことを助けられるようになったんだから」と言ったという。重さは10数キログラム。貯金箱数個分を大きなカバンに移して運んだが、途中でカバンの取っ手が壊れ、抱きかかえてやっとの思いで運んだ。
話を聞き終えた店員はレジ係に相談。レジ係もすぐにOKして、「少し割引きしてはどうか」と提案。売り場主任は従業員4人に、硬貨を数えるよう指示した。
硬貨は2000元より少し多かった。店員は、「子供の節約と親孝行を励ます気持ち」として、30元を割り引いた。(編集担当:如月隼人)
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