ソマリア沖を航行中に海賊に襲撃されてこのほど約5カ月ぶりに釈放されたフィリピン船籍のケミカルタンカー「MT Stolt Strength」(3万2400トン)が4月27日、オマーンへ向けて進んでいる最中に再び不審船2隻に接近され、同海域に派遣されていた中国海軍のフリゲート艦「黄山」からヘリコプターが出動する騒ぎがあった。4月28日付で中国国営の新華社通信が伝えた。
同タンカーはソマリア沖を航行していた2008年11月10日に海賊に襲撃された。そして4月21日に釈放され、ソマリアの沖合い120キロ地点を漂流していた際に同海域に派遣されていた中国海軍のフリゲート艦「黄山」によって救助された。
その後、同タンカーはオマーンのサラーラに向かって航行。しかし4月27日に海賊とみられる不審船2隻が近づくトラブルがあり、「黄山」からヘリコプターが飛び立ち警戒を強化。すると2隻は現場から姿を消したという。それから同タンカーはサラーラへ無事到着した。(編集担当:麻田雄二)
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