有資格ガイドは仕事なしの「不思議な」旧正月?悪質な訪日ツアーの調査・取り締まり求める―観光庁検討会

2010年3月1日 00時31分

22日、観光庁の「通訳案内士の在り方に関する検討会」は、東京千代田区の観光庁国際会議室で第4回会議を開いた。写真は同検討会。(Record China)

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2010年2月22日、観光庁の「通訳案内士の在り方に関する検討会」は、東京千代田区の観光庁国際会議室で第4回会議を開いた。

今年は旧正月の時期に中国人ツアー客の訪日増加が話題となったが、会議の席上、ガイド業界の代表は口を揃えて、アジア地域からの訪日ツアーでは無資格の添乗員や闇ガイドが横行し、有資格ガイドには仕事の依頼がほとんどない現状を厳しく批判した。こうした悪質ガイドは、ツアー客を特定の土産物店などに囲い込むいわゆる「ぼったくりツアー」を通じて外国人観光客を食い物にしているという。

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「有資格の中国語ガイドはだれも仕事がない。あったのはガイド料は無料なので車内販売や土産物屋で稼げという打診などばかりという、想像を絶するデタラメな現状がある」(JFG山田澄子理事長)、「旧正月で中国などからお客様が来ていると伝えられていても、有資格ガイドには仕事が来ていない。本当に不思議だ。ガイド料ゼロでやってくれと言われた人が何人もいる。これでは仕事として成り立たない」(JGA辻村聖子委員)と訴えた。日本の有資格ガイドは法律で、土産物屋などからのキックバックを禁じられている。

また、JATAの深川三郎委員(JTBGMT社長)は、悪質ガイドが中国などからのツアーを金を出して買い取った上で、どこで作ったか分からないような製品を日本製だと言って高額で客に売り付けもうけている実態を踏まえ、「目に余るような悪質ガイドについて私企業は実態をつかんでいる。ぜひ公的に実態調査をして取り締まりをしてほしい」と観光庁に対し強く要望した。(文章・NK)

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