2010年5月16日付の新化網は、リビアのトリポリ国際空港で今月12日に起きた飛行機墜落事故で、乗客乗員104人のうち8歳の男児だけが奇跡的に助かった理由を分析した。以下はその概要。
「運」以外に、子供は墜落事故での生存率が高いなどの要素があるかといえば、一概にそうとは言えない。子供は発火し煙につつまれた機体から逃げる能力において、大人に及ばないからだ。しかし体が小さく、体重が軽ければ、自分の体に対しての比率で大人より大きな座席に座っているため、ショック緩和効果が期待できる。幼児で、幼児用座席に固定される場合も、生存の確率が上がる。07年10月29日、カナダのブリティッシュコロンビア州でプライベートジェットの墜落事故が起きたとき、大人2名は死亡したが3歳の女児だけは生き残っている。
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墜落事故が発生する可能性にもかかわらず、飛行機は最も安全な交通手段だといわれている。統計では、死亡率は800万人に1人の割合だ。では、万一墜落事故に遭遇した場合、生存の可能性を大きくするためにはどうすればいいか。墜落事故における死亡の原因となる要素が3つある。1番目は墜落時の衝撃、2番目は飛行機が炎上した際の火炎、3つ目はその後発生する毒煙だ。
まず第1の衝撃を緩和するために、シートベルト着用は必須だ。身をかがめて両手で両足のかかとを押さえる等の姿勢をとることも重要になる。第2、第3の火炎と毒煙を避けるためには、生存者のすばやい機体からの移動が求められる。発火した場合、避難のための時間はわずか2分間しか残されていないという。陸上の場合は200メートル程度、海上の場合は飛行機の残骸の爆発や機体の沈没に巻き込まれないために、できるだけ遠くに逃げる必要がある。(翻訳・編集/津野尾)
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