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「アジアのリーダーに」李大統領の新アジア外交構想、実現性に疑問符も―韓国

2009年3月11日 07時53分 (2009年3月13日 00時17分 更新)

8日、韓国の李明博大統領は「韓国を中国や日本を越えるアジアの主導国家に成長させる」という「新アジア外交構想」を発表した。国内の各マスコミからは実現性に疑問の声が上がっている。写真は08年5月に訪中時の李大統領。(Record China)

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2009年3月10日、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は8日にインドネシアで、これまで中国・日本・米国・ロシアの「4強」に重点を置いてきた外交の幅をアジア全体に広める方針を示し、さらに、韓国を日本や中国を越えるアジアの主導国家に成長させるという「新アジア外交構想」を発表した。中国経済網の報道。

「新アジア外交構想」発表の背景には、アジア時代がまもなく到来するとの認識があり、李大統領は「アジア各国の関係強化は選択ではなく必然である」「韓国を名実ともに発展国家とするために、全方位外交戦略を制定する」との考えを示した。また、韓国政府高官は「アジア各国は未だに日中両国に対する警戒心を解いていない。韓国はアジアの中心としての存在感を発揮し、国際社会でもアジアを代表できる」と李大統領の構想を支持した。

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しかし、地元マスコミはこの構想に対し政府ほど楽観的でない。韓国・聯合ニュースは「中日の巨大な影響の下、李大統領の構想の実現性は未知数」と疑問符を付けた。東亜日報は「アジア重視の政策発表によって各国がすぐさま韓国のパートナーになるわけではない」とし、「構想の成否は、日中が手も足も出ないほどの重要な役割を韓国が果たせるかどうかだ」とした。また、韓国日報は「日中に挟まれた中で韓国の名声を高めることは容易でない」とし、「創造的な思考力や推進力の裏づけがなければ、この構想は空論に過ぎない」と評した。(翻訳・編集/HA)

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