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中国人受け入れ農業再生を=「侵略」されると住民は反発―ロシア州長

2009年6月7日 20時53分 (2009年6月10日 00時17分 更新)

09年5月、ロシア・スヴェルドロフスク州のロッセリ州長は、労働力不足で荒廃した同州農村の再興のために、中国など海外から農業労働者を受け入れたいと発言した。写真はアシを刈り入れる江蘇省の農民。(Record China)

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2009年5月、ロシア・スヴェルドロフスク州のロッセリ州長は、労働力不足で荒廃した同州農村の再興のために、中国など海外から農業労働者を受け入れたいと発言した。6月6日、新華網が伝えた。

ウラル連邦管区に位置する同州は経済的に立ち後れており、荒廃した耕地や廃虚と化した家屋が多数存在する。工業や商業の発展も難しい状況から州政府は農業振興を推進しようとしているが、最も不足しているリソースは労働力だという。

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ロッセリ州長は、難民問題や隣接するロシア連邦北オセチア共和国との衝突など社会不安を抱えるロシア連邦イングーシ共和国からの労働力受け入れを検討していると話し、同様に中国など海外からの移民受け入れも考慮していると話した。

一方、現地市民からはひとたび中国人が住み着けばこの地は占領されてしまうと反発する声が上がっている。かつてある専門家は中国の農民がロシアの土地を耕せば、全世界の人々を養うだけの食料が生産可能だと冗談めかして話したこともある。しかし問題はロシア人の多くにとって中国農民の移住は侵略となんら変わるところがない点にある、とロシアメディアは主張している。(翻訳・編集/KT)

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