2010年に自宅の内装工事を行った1243世帯を対象に、上海の団体が実施した測定の結果、82.4%でホルムアルデヒド、75.1%でTVOC(総揮発性有機化合物)がそれぞれ基準値を超える濃度だったことが分かった。東方早報が伝えた。
この団体が上海児童医学センターの委託を受け、白血病患者の児童のいる家庭30世帯を対象に調べたところ、ほぼ半数が発病前後に内装工事や有害家具の据え付けを行っていた。このうち1世帯は、浦東陸家嘴地区の高級マンションに住んでいるが、子供部屋の家具から基準値の4倍を上回る1平米あたり0.43ミリグラムものホルムアルデヒドが検出された。
上海市環境保護協会の専門家は、「内装工事や家具購入の際には、環境に優しい製品を極力選ぶようにすべきだ。また、工事完了後は、すぐにその部屋を使わずしばらくの間は頻繁に風を通すように心掛けると良い」と提案している。
上海市環境保護協会と上海装飾倶楽部は、環境に優しい内装・建材に関する知識の普及を目的として、毎週土曜の午後、内装に関する一般公開講座を開講すると同時に、室内空気の検査活動も継続して実施している。(編集担当:松本夏穂)
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