遼寧省鉄峰市に住む趙さんは、道端でスイカを売る露天商を見かけた。買うつもりになり、「しっかり熟れているかな」と、スイカを指先で叩いた。とたんに「ボン!」――。スイカは中味を飛び散らせて、「爆発」した。遼瀋晩報が7日付で報じた。
趙さんは「スイカを買うときは、叩いてみるものだろう」と、あきれる。決して力を入れたわけではなかった。軽くトントンと叩いただけだ。それだけで「爆発」。趙さんは結局、バラバラになったスイカを買わされて、持ちかえることになった。
趙さん以外にもスイカを爆発させてしまったという市民はいる。「今のスイカはちょっと叩いただけで、あっと言う間に地雷だよ。おおっぴらにはできない事情があるんだろ。膨張剤なんか」と、疑心暗鬼だ。
一方、スイカ農家は「熟れすぎれば、スイカは『爆発』するもんだ」と説明。「特に今の品種は皮が薄いからね。ちょっと叩いただけで、『爆発』しておかしくないよ」という。膨張剤の使用については、「この地方じゃ使ってないよ。スイカの外側の緑色を見てくれ。薬を使ったんじゃ、こうはならない。スイカそのものは正常さ」と主張する。
スイカの販売業者も「爆発するぐらいのスイカが、甘くておいしい」と説明。農業の専門家は「膨張剤は、スイカがまだ小さい時期に使用する。正しく使えば熟す前に膨張剤の成分はなくなり、人体への影響はなくなる」と説明。「使用法を理解せず、収穫直前に使えば、『爆発』を促進することはありえる」という。
記者が、趙さんからの情報をもとに、スイカを爆発させてしまったという露天商を訪れてみたところ、「スイカを叩かないでください。爆発に注意」と、顧客に注意を促す貼り紙があった。(編集担当:如月隼人)
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