中国調査船が2日連続で尖閣諸島海域を巡航、海保が警告

2011年9月27日 16時11分 (2011年10月1日 00時12分 更新)
 日本第11管区海上保安部(那覇)の航空機が25日17時55分ごろ、尖閣諸島(中国名:釣魚島)の東北約121キロメートルの日本の排他的経済水域(EEZ)で、中国の海洋調査船「北斗号」を発見した。海上保安部は無線で調査船に警告を発した。また、26日午後4時52分ごろには尖閣諸島の北北東約145キロの海域で、別の調査船「科学3号」が航行しているのが確認された。環球時報(電子版)が報じた。

 海上保安部は「北斗号」に対し、無線で「当海域での海洋調査は許可されない」との警告を発した。調査船は25日21時15分に回答し、「事前に通報した海域内である」と主張した。22時過ぎには調査船にロープが引き上げられたことが確認されている。

 日中間では、相互国家の近海での海洋調査には、少なくとも2カ月以上前の場所と船舶の報告が義務付けられており、第11管区海上保安部はすでに外交ルートで中国側に関係事情の確認と説明を求め、同意を経ていない海洋調査を認めない姿勢を明らかにしている。

 環球時報は「わが国の2隻の漁船が8月24日、釣魚島付近の海域を正常に巡航中に、日本側から領海侵犯行為であるとの訴えを受けた。在駐日中国大使はこれに反論したが、日本の官房長官は『尖閣諸島は疑いようのない日本固有の領土』として、わが国側を批判している」と報じた。

 さらに、「釣魚島問題に対する中国政府の立場は一貫して明確で、釣魚島は古来より中国固有の領土であり、中国の主権は疑いようがない。領土の主権を守り抜く決意は決して変わることはない」と報じた。(編集担当:及川源十郎

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