北京で中古住宅仲介業1000社が続々倒産、住宅販売不振で

2011年11月8日 16時19分 (2011年11月12日 00時12分 更新)
 2011年以降、10カ月ほどで北京市の中古住宅仲介業者が1000社倒産していることが分かった。そのうち、同年10月の1カ月間だけで177社が倒産。毎月100社以上が続々と倒産している。中国メディアが報じた。

 中国政府による住宅価格抑制策が浸透していくに伴い、北京市や上海市など大都市を中心に、住宅物件が売れない状況に陥っている。10月、北京市の住宅取引件数は1万2760件で、前年同月と比べて4割近く減少している。

 北京中原地産の統計によれば、2011年9―10月の住宅販売制約数は2万7000件前後、これは前年同期比40%減、2009年同期と比べると60%減。中古物件に関しても同様で、10月の取引は前年同月と比べて半減している。

 6000社あるといわれる北京市の中古住宅仲介業者だが、2010年、北京市の中古物件取引件数は21万4000件に達した。一業者あたり36件という計算になる。取引件数が急減していることによって、倒産する業者が急増している。

 現地関係者によれば、北京市の中古物件取引は、業界トップ7社が、市場全体の50%のシェアを占める寡占状態。それ以外の中小企業が生き残るためには、どちらにしろ業界全体が活況でなければならない構造だ。「当面、市場が活気を取り戻すことは期待できない。力のない零細・中小から順次倒産していく状況も続くと思われる」(同現地関係者)という。(編集担当:鈴木義純)

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