苦境に立つ韓国家電メーカー、日本はライバル視すらせず 背後には中国企業―中国報道

2014年1月15日 05時37分 (2014年1月20日 22時26分 更新)
1月7日(現地時間)に米国ラスベガスで開かれた国際家電ショー(CES)で、日本の家電メーカーは韓国企業との正面からの競争を避ける構成で新商品を紹介。中国企業の技術的追随も激しく、韓国家電メーカーはかつてない苦境に立たされている。1月13日、韓国紙・中央日報の中国語電子版が報じた。
昨年は韓国企業をライバル視していた日本メーカーが、今年は違った。
CESのオープニングキーノートでソニーの平井社長が講演し、147インチの超高精彩(UHD)プロジェクター、クラウドをベースにしたストリーミングゲームサービス「プレイステーションナウ」や、新しいUHD用放送機器などを紹介。
昨年のCESでは世界初の平面型4K有機ELテレビを発表し、同年9月にドイツで開かれた国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)で曲面型LEDテレビを発表していたソニーだが、キーノートスピーチでは新商品の85インチ、65インチのUHDテレビについては特に言及しなかった。会場のソニー関係者いわく、「新しい105インチ曲面型UHDテレビを打ち出してもソニーは儲からない。サムスンとLGが激しく競争を繰り広げている時に、この分野に投資しても“金のなる木”は生まれない」。
韓国企業にとっては、中国企業の追撃も激しい。韓国メーカーが攻勢をかける曲面UHDテレビで、海信(ハイセンス)、TCLなど中国企業もこのUHDテレビを打ち出してきている。この勢いで成長を続ければ、来年のCESで湾曲テレビを発表してしまうかもしれない。
「すべての中国メーカーがUHDテレビを打ち出してきた。その間に、一歩遅れを取っていた日本も再起しつつある」(LG電子ハ・ヒョンヒ社長)。技術はすぐそこまで追い上げられている。が、次世代を生き抜く競争力はまだ手にできていない。韓国家電メーカーは、かつてない苦境に立たされている。
(編集翻訳 A.U)

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