なぜ多くの中国人は日本に魅了されるのか?「これは大国としての知恵」―中国ネットユーザー

2014年1月16日 06時23分 (2014年1月21日 21時27分 更新)
中国メディア・参考消息は13日、中国観光研究院がこのほど中国人観光客による海外旅行先満足度ランキングを発表したと報じた。日中関係が悪化するなかで日本観光の満足度が上位に入ったが、この結果に関心を寄せる中国ネットユーザーもいたようだ。
報道によると、中国人観光客が最も満足した海外旅行地はカナダだった。以下欧米諸国が並ぶなか日本も9位に入り、中国人観光客に好かれるという韓国、タイ、マレーシアよりも上位となった。日中の仲が悪い今のご時世に、なぜ多くの中国人が日本観光に出かけるのか。あるネットユーザーは以下のように分析した。
1.日本人は中国文化を理解しており、地理条件やサービス設備の優位性、良好な生態環境も相まって、中国人観光客を魅了している。
2.日本は島国であり、独特な文化的景観が観光客を引きつけている。
3.中国が日本と競争して勝つには、日本文化を拒むのではなく、優れた文化や先進技術を学び、日本社会を理解したうえでその長所をくみ取ることだ。中国人が日本を訪れるのは、視野を広げ見識を深めるため。これは大国としての知恵なのだ。
このユーザーは特に3つ目の点を重視。「己を知り彼を知れば、百戦あやうからず」という孫子の「兵法」の言葉を引用し、その必要性を強調した。
また、日本だけではなく積極的に世界に出て優れたものをどんどん学ぶことで、はじめて「中国や中国人の素養は進歩するのだ」と主張。老子の言葉を用いたうえで、世界から学んで「井の中の蛙」たるナショナリズムから脱することが、自国のソフトパワーを強化する道であると説いた。
(編集翻訳 城山俊樹

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