「働くだけ働いて、税金は納めない」在仏中国人を侮辱した仏誌、罰金1500ユーロの判決下る―仏メディア

2014年1月27日 06時00分 (2014年1月29日 00時17分 更新)

25日、在仏中国人を侮辱する内容の記事を掲載したとして、仏の裁判所は経済誌ル・ポワンに1500ユーロの罰金判決を下した。資料写真。(Record China)

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2014年1月25日、AFP通信社によると、在仏中国人を侮辱する内容の記事を掲載したとして、仏の裁判所は経済誌ル・ポワン(Le Point)に1500ユーロ(約21万円)の罰金判決を下した。中国新聞社が伝えた。

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ル・ポワンは12年8月23日、「中国移民がフランスで成功した奇妙な方法」と題した記事を掲載。同記事が在仏中国人に対する差別的報道だったとして、仏の反人種差別団体「SOS Racisme」が同誌を提訴していた。同誌編集長は「移民の状況をユーモアで伝えているだけ」と弁明している。

問題の記事は、中国商人の5カ条として「週に80時間働き、店の中で寝て、税金は納めない」などを挙げていたが、判決ではそのうちの3カ条が誹謗にあたると判断。同誌の「ユーモア」は否定した。さらに判決は同誌に対し、1500ユーロをSOS Racismeに支払うほかに、相手方の裁判費用の支払いも命じた。

SOS Racismeの代表弁護士は、「われわれが知る限り、このような判決はフランスで初めてだ」とコメント。在仏華人青年組織・AJCFも同判決を「歴史的かつ象徴的判決」と評価している。(翻訳・編集/本郷)

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