「中国人が粉ミルクを買い占めている!」ドイツで報道続々、販売拒否のスーパーも

2015年2月10日 08時41分 (2015年2月14日 15時11分 更新)
このエントリーをはてなブックマークに追加
ドイツで新聞各社がこのところ、「中国人がスーパーマーケットなどで粉ミルクを買い占めている」といったニュースを続々と伝え、大きな話題になっている。「中国人には粉ミルクを売らない」というスーパーも出てきたという。中国・環球時報が9日伝えた。
報道によると、騒動の発端は1月30日、ある現地紙が「ドイツ西部のエッセンで若い中国人の父親がスーパーで粉ミルクを買おうとしたところ、スーパー側が拒否し、父親は『差別だ』と訴えたが店側は取り合わなかった」と報じたことだった。
その後、2月5日には「フランクフルトのスーパーでは中国人が粉ミルクを全て買って行った」といった報道も出て、“粉ミルク危機”が続々と報じられた。現地紙TZは7日、「中国人がミルクをほぼ買い占めてしまった! 早くお店へ!」との記事を、中国人が大きなスーツケースを引きずりながら、粉ミルクや子ども用の商品を購入している様子の写真と共に伝えている。
ある新聞は中国人がドイツ製粉ミルクを好む背景に、2008年に起きた中国製粉ミルクへの有毒物質混入事件による国産品への不信感があると指摘。ドイツ在住の中国系住民の間で中国向けに販売するための「代理購入」が流行り、もともと10ユーロ(約1350円)の粉ミルクが中国で3倍で売れているとした。同紙は「今年の春節(旧正月)、中国人の母親に最も人気の贈り物はドイツ製粉ミルクだ」とも指摘している。
(編集翻訳 恩田有紀

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

注目の商品