中国人には不思議、どうして日本人は一家が集う正月に駅伝に熱中する?

2016年1月2日 07時33分 (2016年1月4日 00時00分 更新)

中国メディア・捜狐は27日、毎年正月の家族が集う時期に開催される箱根駅伝にどうして多くの人が注目するのかについて紹介した記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)

 中国メディア・捜狐は12月27日、毎年正月の家族が集う時期に開催される箱根駅伝にどうして多くの人が注目するのかについて紹介した記事を掲載した。

 記事は、「紅白歌合戦以外に、年末年始期間において日本人がもっとも注目する番組」として毎年1月2-3日に行われる「東京箱根間往復大学駅伝競走」を紹介。現在では毎年100万人が沿道で観戦し、1987年に始まった生中継の平均視聴率も「30%を超える」としたうえで、「日本人が新年の家族団らんの時期に、有名でもない大学生たちの駅伝を見たがるというのは、いささか不可解ではないか」と問いかけた。

 その「答え」として記事は、箱根駅伝にはテレビドラマとは異なるドラマ性が存在することを挙げた。各区間約20キロメートルあり、海沿いや山道など試練に満ちたコースのなかで、優勝を狙う強豪校と、遅れをとっても寒いなかで必死に頑張る弱小校それぞれの選手の人間模様を垣間見ることができることを紹介。長時間にわたる中継を通じて視聴者は選手たちに感情移入していき「もはや選手たちを見ず知らずの人とは思えなくなっていく」のであるとした。

 また、大学対抗のスポーツイベントであることから、観衆や視聴者の帰属意識を大いに呼び起こすとも説明。これも箱根駅伝が人気を集めている大きな原因であると論じた。

 記事は箱根駅伝を日本全国で注目されるイベントとして紹介しているが、箱根駅伝はあくまで関東の大学に限定された「地方大会」だ。「30%を超える」と紹介された視聴率の高さは関東地域に限ったもの(ビデオリサーチのデータでは、実際には20%台後半)であり、関西地域の視聴率は15%程度に留まる。もちろん、全国の学生ランナーにとって夢の舞台であることには変わりなく、全国的な影響は大きいが、地域によってある程度の「温度差」があることは否めない。

 それはさておき、日本では正月三が日にスポーツイベントが目白押しである。箱根駅伝のほかにも、元日の実業団駅伝とサッカー天皇杯決勝をはじめ、大学ラグビー、高校ラグビー、高校サッカーなどが1月1-3日の間に試合を予定している。これはおそらく中国の人たちにとっては驚きであるうえ、日本における大衆スポーツ文化の浸透ぶりを強く感じさせる現象ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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