「戦争の意義って何?」=日本のアニメ『ガンダムSEED』を見て深く考えるようになった―中国人学生

2016年1月4日 14時50分 (2016年1月7日 00時02分 更新)
このエントリーをはてなブックマークに追加

東華大学の姚儷瑾さんは日本のACGをきっかけに、戦争や日中関係について深く考えるようになったそうだ。資料写真。(Record China)

[拡大写真]

「ACG」という言葉をご存じだろうか。これは中国で使われている言葉で、アニメ、コミック、ゲームの総称だ。中国では今、日本のACGにはまる若者が数多く存在する。そして、東華大学の姚儷瑾さんは日本のACGをきっかけに、戦争や日中関係について深く考えるようになったそうだ。

【その他の写真】

「殺されたから殺して、殺したから殺されて、それで本当に最後は平和になるのか」。これは『機動戦士ガンダムSEED』で、幼馴染の主人公2人が立場の違いにより、相手を殺さなければならない情況下で抱いた疑問です。「戦争の意義って何?」。これは私がこのアニメを見た後、ずっと考え続けている問題です。

『ガンダムSEED』の中では、遺伝子工学というハイテクをめぐる倫理的問題が発端で戦争が起こるのですが、アニメを見る前はこんな展開は思いもしませんでした。また、このアニメはフィクションですが、描かれている戦争の場面は大変リアルで、命のもろさを丁寧に描いていました。そして、この戦争の切なさは私の頭に深く印象に残り、今の世界情勢を少し自分の身に近づけて考えてみようと思い始めました。このアニメがきっかけで、私は日本のACGに興味を持ち、セリフをより理解するため日本語を勉強し始めました。

日本語を勉強して2年目、授業中に先生と学生が何度も日中関係をめぐって討論をしました。「日中関係がますます悪化し、最悪の場合、戦争になる…」。先生がそう話したそばから、私は『ガンダムSEED』を思い出しました。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

注目の商品