中韓の慰安婦少女像、上海の大学で除幕=「将来的には世界各地に登場する」―中国メディア

2016年10月22日 14時50分 (2016年10月25日 00時01分 更新)

22日、中国青年報によると、中国の上海師範大学で、中国と韓国が共同制作した2体の慰安婦少女像の除幕式と、「中国慰安婦歴史博物館」の開館式が行われた。(Record China)

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2016年10月22日、中国青年報によると、中国の上海師範大学で、中国と韓国が共同制作した2体の慰安婦少女像の除幕式と、「中国慰安婦歴史博物館」の開館式が行われた。

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除幕式と開館式には韓国人の李容洙(イ・ヨンス)さんと中国人の陳連村(チェン・リエンツン)さんの2人の元慰安婦が出席した。芝生の上に設置された少女像は、中韓の芸術家が無償で制作し寄贈したもの。中国と韓国の少女が民族衣装を着て並んで椅子に座っており、その横には空席の椅子が配されている。

像をデザインした1人である清華大学の潘毅群(パン・イーチュン)教授は、「これは昨秋に中韓の団体がソウルに設置したのと同じタイプの二組目。中韓の慰安婦被害者の像が中国本土で設置されるのは初めて」とした上で、「将来的にはこの像が世界各地に登場するだろう」と話した。

また、同大学では「戦争記憶と人類平和」をテーマとした国際学術フォーラムが開催され、中国や韓国のほか、米国、日本、オランダ、インドネシアなどの国から200人近い学者や来賓が出席した。

同大学の朱自強(ジュー・ズーチアン)学長はあいさつで、「暴力と殺りくに満ちた世界大戦から70年が過ぎたが、戦争責任という価値観の問題はまだ完全に解決されていない」と指摘。先週、日本がユネスコの分担金の拠出を停止していることを明かしたことについて、「世界各国の“慰安婦の声”の世界遺産登録を阻止しようと企てた。このような拙劣な姿勢は、人類の発展には依然として非文明的な要素が存在することを示しており、われわれ全人類が正さなければならない重大な問題だ」とした。(翻訳・編集/北田)

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