中国人客の怒りの原因はほかにあった!?新千歳空港の騒動の当事者が「真相」激白―中国メディア

2016年12月28日 11時30分 (2016年12月31日 00時00分 更新)

27日、中国メディア・観察者網によると、札幌市の新千歳空港で足止めされた中国人100人余りが警官らに詰め寄った騒動について、当事者が中国版ツイッターに事のいきさつを投稿している。(Record China)

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2016年12月27日、中国メディア・観察者網によると、札幌市の新千歳空港で足止めされた中国人100人余りが警官らに詰め寄った騒動について、当事者が中国版ツイッターに事のいきさつを投稿している。

日本のメディアでは、多くが「飛行機の遅延に不満を持った中国人が騒ぎを起こした」という程度しか報道されていない。当時、現場にいたという上海在住の男性によると、1日目(22日)の夜、足止めされた旅行者らにはホテルや宿泊場所は提供されなかったが、空港内の一部を開放し、毛布や寝袋が提供された。この時は、中国人旅行者らも秩序を保っていた。2日目も大雪の影響で飛行機は出発できず、空港で足止めされた人は前日の倍以上の6000~7000人になった。

3日目になり天気が回復して、国内便や韓国、タイなど他国の航空会社の便は次々と搭乗が案内されたが、中国の航空会社はいつまでたっても案内されず。翌日(25日)からは再び大雪になる予報で、所持金も少なくなり、コンビニで購入できる食料なども限られていた中で中国人客らは焦り始める。搭乗口に集まり、航空会社の担当者に状況を尋ねるが、答えは当日(24日)の便を優先するというもので、22、23日の便について明確な回答はなかった。これが騒動のきっかけとなったようだ。

実際に当事者だった中国人たちはどんな思いだったのか。観察者網は当時、新千歳空港にいたユーザーの投稿を紹介している。

「3日目、つまり24日には天気が回復したが、おかしなことに当日の便を先に出発させた。この時はまだみんな我慢していた。残ったのは中国と韓国の航空会社の便だけで、その後韓国便も出発した。空港内のローソンも物はなくなるし、物価がもともと高くて所持金も少なくなった。何度も出たり入ったりで疲労がたまり、ほとんど極限状態だった。こうした状況で異なる待遇を受けることは本当に受け入れられなかった」
「日本人のスタッフは警察が来た時、具体的な状況を説明せずに(中国人が集まっているという)結果だけを伝えた。同じ場面でも原因が異なればその性質はまったく異なる。彼らは分かっているのか」

また、知人が空港にいたというユーザーからもコメントが寄せられている。
「同級生が当時その空港にいた。確かに衝突があったと言っていて、理由は空港が中国人を差別し、日本(国内)や韓国の便だけを出発させているからだと」
「クラスメートがちょうど日本に旅行していた。日本や韓国やタイの飛行機はみんな飛んだが、中国人だけは3日間放置された。もっとも、こういう騒ぎを起こすのは良くない。これじゃ問題は解決しない」

このほか、以下のようなコメントも寄せられている。
「3日目に天気が回復しても、日本は国内便を優先させた。その上、食べ物も宿も手配してくれなかった。そのせいで病気になった人もいる。抗議した時、韓国人の乗客も加勢していたのに」
「3日間も足止めされて、食べ物も飲み物も泊まるところもないなかで感情をコントロールできるのは神か聖母。日本の空港と航空会社に責任はないのか?旅行者だけを責めるのは不公平だ」
「異国の地で言葉も通じず、情報も入ってこない中で数日間足止めされたらどんな気分か。この先どうなるか分からず、不公平な待遇を受けては、怒りに火がつきやすい。航空会社は十分な情報を提供してくれれば、ある程度乗客の恐怖を取り除ける」(翻訳・編集/北田)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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