朴大統領、昨年ブッカー国際賞を受賞した韓江氏への祝電を拒否=稚拙な対応に韓国ネットも大憤慨

2017年1月12日 17時40分 (2017年1月15日 00時00分 更新)

12日、韓国・東亜日報によると、韓国の文化体育観光部が小説「菜食主義者」で世界三大文学賞の「マン・ブッカー賞」を受賞した小説家の韓江氏に対し、大統領名義で祝電を送ることを提案したが、朴槿恵大統領がこれを拒否していたことが分かった。写真は韓国大統領府。(Record China)

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2017年1月12日、韓国・東亜日報によると、韓国の文化体育観光部が小説「菜食主義者」で世界三大文学賞に挙げられる「マン・ブッカー賞」を受賞した小説家の韓江(ハンガン)氏に対し、大統領名義で祝電を送ることを提案したが、朴槿恵(パク・クネ)大統領がこれを拒否していたことが分かった。なお、韓氏は政府が作成した文化芸術界のブラックリストに含まれている。

昨年5月に韓氏のブッカー賞の知らせを受けた文化体育観光部は、「韓氏の受賞はノーベル文学賞受賞と同等に大きな韓国文壇の慶事である。朴大統領から祝電を送ってほしい」という旨を、大統領教育文化首席秘書官室を通じて朴大統領に伝えた。

しかし、韓氏に朴大統領名義の祝電は届かず、特別検事制度(特検)によると、大統領府の附属室および教育文化首席室の関係者らが「朴大統領が韓氏への祝電要請を断った」という供述をしたという。

そのため、祝電は当時文化体観光部の長官をしていた金鍾徳(キム・ジョンドク)氏名義で送られており、特検は、韓氏が5・18民主化運動を舞台にした小説「少年が来る」を書いたという理由でブラックリストに載ったことが、朴大統領の拒否決定に影響を及ぼしたとみている。

一方、金氏を含む関係者4人は11日、文化芸術界のブラックリスト作成・運用に関わった疑いで、ソウル中央地裁において拘束令状実質審査を受けている。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「あまりにも幼稚」
「これは政治じゃない。子どもの遊びの方がまだマシ」

「もうマジでうんざり」
「ここまでくると驚きもしない」

「クネ(朴槿恵大統領)の実情は、掘っても掘っても、剥しても剥しても終わりが見えない」
「あんなのが大統領だなんて…朴槿恵を早く拘束して捜査しろ」

「次期大統領には見た目も性格も世宗大王に似た聖君の誕生を期待したい」
「次の政権ではずる賢いやつらが大きい顔をできないよう、心してしっかり選挙に取り組もう」

「国民のブラックリスト:朴槿恵、崔順実(チェ・スンシル)、金淇春(キム・ギチュン)、禹柄宇(ウ・ビョンウ)、鄭潤会(チョン・ユンフェ)、鄭維娜(チョン・ユラ)などなど…」
「朴槿恵・崔順実ゲートは本にしたら100万部を超える大河小説。映画化にもしたらアカデミー作品賞受賞も同然!」(翻訳・編集/松村)

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