「韓国は中国の一部だった」発言、韓国政府が一蹴も、ネットの怒りは収まらず「中国人の高慢さといったらない」「中国は日本の一部だったじゃないか」

2017年4月20日 18時50分 (2017年4月23日 00時00分 更新)

19日、中国の習近平国家主席が、先に行われたトランプ米大統領との初めての米中首脳会談で「韓国は歴史的に中国の一部だ」との趣旨の発言をしていたことが分かり、韓国メディアが大きく報じた。写真は中国の習近平国家主席と米国のトランプ大統領。(Record China)

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2017年4月19日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が、先に行われたトランプ米大統領との初めての米中首脳会談で「韓国は歴史的に中国の一部だ」との趣旨の発言をしていたことが分かり、聯合ニュースなど韓国メディアが大きく報じた。

報道によると、トランプ大統領は12日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで「習主席が(首脳会談の席で)中国と朝鮮半島(Korea)の歴史について話した。数千年の歴史とあまたの戦争について。韓国は実は中国の一部だった」と発言していた。今月6~7日の米中首脳会談は2人の首脳に通訳のみが同席し行われており、「韓国は中国の一部」との発言が実際に習主席が口にしたものなのか、またはトランプ大統領が誤解・曲解したものかは確認できておらず、また通訳ミスがあった可能性も否定できない。その上で韓国の主要メディアは、これを「習主席が衝撃の発言」「首脳の歪曲(わいきょく)された歴史認識が波紋」「トランプ大統領の失言か、習主席の妄言か」などの見出しで報じた。

一方、韓国政府は19日、報道内容や問題の発言について「一考の価値もない」と強く反発する立場を示している。外交当局者は「報道内容が事実か否かにかかわらず、この数千年の間、韓中関係の歴史において韓国が中国の一部でなかったことは国際社会が認める明白な歴史的事実であり、誰も否定することはできない」と強調した。

韓国のネットユーザーからは、この報道に合計で1万を超えるコメントが寄せられている。中でも多数の共感を得たのは「正気じゃない」「ずいぶんふざけたことを言ってくれるな」「中国人の高慢さといったらない」「トランプよ、おまえもか」など怒りをあらわにしたコメント。また、「米国は英国の一部だった」「じゃあ中国はモンゴルの一部だったってとこだな」「中国だって韓国の一部だっただろ」と対抗するものや、「70年前は中国は日本の一部だった。日本に負けたじゃないか」「日本が独島(日本名:竹島)を自国領だと言い張ってるからって、中国は朝鮮半島を中国領だと?」と日本を持ち出すコメントもあった。

さらに、韓国政府の対応にも納得のいかないユーザーが多いようで、「それよりトランプさんに猛抗議しないと」「正式に抗議もできずに新聞に1行『一考の価値もない』とは…」「大統領選の候補者さんたち、これに一言の反論もしないあなたたちには大統領の資格がない」と、政府や大統領選候補に矛先を向ける声も目立った。(翻訳・編集/吉金)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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