中国メディアの今日頭条はこのほど、中国に留学していた日本人と知り合いになったという中国人による手記として、「日本人はやはり恐ろしい」と論じる記事を掲載した。
手記を書いた中国人はこれまで日本を訪れたことがなく、日本に関する知識は主に「中国メディアの報道」や「訪日経験のある友人から聞いた話」が中心だったと伝える一方、中国の最高学府の1つである北京大学に留学していた日本人と知り合う機会があったと紹介した。
さらに、この日本人留学生は、「希望工程」と呼ばれる中国で貧困にあえぐ子どもたちなどに就学の機会を提供することなどを目的とした公益プロジェクトにかかわっており、自ら率先して貧しい地域の学校を訪れ、集めた資金や勉強道具を寄付していたと紹介。その活動内容の報告を目にする機会があったというこの中国人は、「報告を目にしてびっくりしてしまった」と伝え、活動は非常に細かくスケジュールされていて、訪れた学校の平面図まで「非常に細かく描いていて、その洞察力に驚愕した」と論じた。
また、複数の日本人留学生たちと一緒に活動を行った際は、「日本人留学生は何ら合図がなくとも、決められた時間には決められた場所にしっかりと集合していた」とし、日本の若者は「自主性があると同時に協調性があり、用意周到であって時間と他人を尊重できる」ことに「冷や汗をかく思いだった」と論じた。
さらに記事は、日本を訪れた中国人からは「日本の秩序や日本人の民度の高さ」に関する話を非常に頻繁に聞くと伝えつつ、日本を訪れずとも日本人留学生たちの行動から「日本の秩序や日本人の民度の高さ」が見て取れたと指摘。
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