船舶受注量、韓国が中国抜き5年ぶりに1位返り咲きか=「雇用をもっと増やしてくれ」「作って損するんじゃないだろうな」―韓国ネット

2017年6月20日 05時40分 (2017年6月22日 00時00分 更新)

17日、韓国・アジア経済によると、韓国の今年1~5月までの累積船舶受注量が、中国を抜いて1位に上がった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。(Record China)

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2017年6月17日、韓国・アジア経済によると、韓国の今年1~5月までの累積船舶受注量が、中国を抜いて1位に上がった。

英国の造船海運市況分析機関クラークソン・リサーチによると、韓国は今年5月、船舶受注量79万CGT(標準貨物換算トン数)(21隻)を記録し、4月に続いて2カ月連続で1位を記録した。一方、中国は32万CGT(17隻)、日本は8万CGT(3隻)の受注にとどまった。

1~4月の累積受注量は中国が韓国を上回ったが、5月に韓国の受注が増加し順位が逆転した。5月までの累積受注量は、韓国207万CGT(57隻)、中国184万CGT(101隻)、イタリア74万CGT(8隻)、フィンランド67万CGT(4隻)、日本38万CGT(18隻)。

受注残高も韓国は今年4月末の1734万CGTから、5月末には1749万CGTと15万CGT増加。韓国の受注残高が前月比で増加したのは15年末以来2年ぶり。これにより韓国は、日本(1717万CGT)を抜いて受注残高2位に復帰した。1位は中国(2576万CGT)だ。

韓国造船業界は12年に年間受注量が859万CGTとなり、中国の882万CGTに次いで2位に転落。15年には日本にも抜かれ3位となり、昨年再び2位となった。業界では、今年に入ってからの受注量増加が下半期にまで続いた場合、5年ぶりに船舶受注量世界1位の座に返り咲くとみている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「受注をもっと増やして、雇用をもっと増やしてくれ」「造船業界にも春が来ることを望む」「久しぶりにうれしいニュース」など、船舶受注量増加を喜ぶ声が多く寄せられた。

その一方で、「低価格のバルク船(未梱包の穀物・鉱石・セメントなどのばら積み貨物船)を受注して、また税金投入なんてことにはならないだろうな?」「受注量じゃなくて、どれだけ契約できたのかが問題」「受注量が多いだけじゃないのか?最終的に、どれだけ利益が出せるのだ」「作って損するんじゃないだろうな」など、低価格競争で赤字体質となっている造船業界への不信感をうかがわせる意見もみられた。

また、「中国製より韓国製の方が良かったということか?」「韓国造船業界に技術力があった証拠」などとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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