元日本軍兵士らが中国で講演、「日中は永遠の友好を」―中国メディア

2017年9月14日 14時30分 (2017年9月17日 00時00分 更新)

13日、新華社によると、元日本軍兵士の北郷栄要さんが同日、「私の戦争経験――偽満州関東軍と731部隊」をテーマとした講演を長春偽満皇宮博物院で行った。(Record China)

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2017年9月13日、新華社によると、同日、長春偽満皇宮博物院で行われた「歴史を鑑に未来へ――中日口述歴史シンポジウム」で、元日本軍兵士の北郷栄要さんらが講演を行った。

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北郷さんは、「私の戦争経験――偽満州関東軍と731部隊」をテーマに講演。16歳の時に長春を訪れ、19歳の時に日本関東軍の陸軍医院で衛生兵になったという経験を紹介。「731部隊は恐ろしかった」と語り、「私たちは団結して戦争に反対しなければいけない。日本国民は戦争の悲惨さの認識を強く持って、二度と戦争をしてはいけない。日中は永遠に友好であるべき」などと述べたという。

「“918”の侵略を正視、日中平和友好の懸け橋を担う」をテーマに講演した大窪彬弘さんは、1946年に長春で生まれた。大窪さんは、「私たちのような民間人ができる限り交流を深めていくことで、相互の信頼関係を構築すべき」とし、日本は歴史の反省を基礎として日中の平和と友好を守るべきだと訴えた。

このほか、体調が悪く訪中できなかった人のビデオメッセージも紹介され、成田富子さんは「お国のためという教育を受け、勤労奉仕に参加した。当時は文句を言う人もいなかったが、これこそが軍国主義教育の毒だった」などと語ったという。

北郷さんら訪中団は今後数日間にわたり、同博物院や長春師範大学などで講演会やシンポジウムなどの交流会に参加し、現地の大学生らの前で講演を行うという。

この話題は、中国中央テレビ(CCTV)の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントが大きく取り上げていることで上位に表示されており、注目度が高くなっている。(翻訳・編集/北田)

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