海外と日本の“料理番組”を比較、実用性よりエンタメ性&視聴者目線でなくホスト目線

2012年5月30日 16時00分 (2012年5月31日 15時32分 更新)

人気若手シェフがホストを務める料理番組「ジェイミー・オリヴァーの30MM」 (C)A Fresh One production for Channel 4.

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イギリス制作の人気料理番組「ジェイミー・オリヴァーの30MM」「ナイジェラキッチン」「ナイジェルのシンプルレシピ」が、日本でも無料BSチャンネル「Dlife」(BS258)で視聴できるようになった。

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「ジェイミー・オリヴァー」といえば、1999年英・BBCのTV番組から一躍人気者になった若手シェフ。30分以内という短時間で料理を作り出す手腕と、チャーミングなルックスと強引&大胆なトークで、楽しませてくれる。

また、「ナイジェラキッチン」は美食への探求を続ける美人料理研究家ナイジェラ・ローソンの番組で、「肩の力を抜いて」料理するスタイルが魅力だ。

そして、「ナイジェルのシンプルレシピ」では、イギリスを代表するセレブリティシェフ、ナイジェル・スレイターが「普通の食事に1つ加えて、特別な食事に変えること」をテーマに、手早くシンプルかつゴージャスな料理を作り出していく。

これらの番組を観てみると、驚かされるのは、日本の料理番組との数々の違いだ。ポイントを以下に挙げてみたいと思う。

(1)アシスタントがいない!
日本の場合、プロの料理人や料理研究家、タレント料理人が料理する傍らに、局アナやタレントなどのアシスタントがいる場合が多い。でも、上記の3番組はいずれもたった一人で喋る&料理する&楽しませる。にもかかわらず、どういうわけか「せわしない」感じはなく、ゆったりしている。たった一人でこれらを全部やろうとすると、可能なのは、日本では上沼恵美子平野レミくらいしか思いつかないけど、彼女らは非常にせっかち&効率的! 上沼恵美子が一人でやったら、「名古屋城も私の家なんですけどね」とか関係ないほら話をし始めそうだし、平野レミの場合、手際が良すぎて時間が余り、「あとはシャンソンを歌う」とかの余興が始まりそうでもある(「きょうの料理」で余り時間に歌うハプニングも過去にあった)。

(2)いい意味で大雑把!
日本の料理番組の場合、調味料などはあらかじめ使用する分量をはかっておくケースが多いけど、3番組とも「スプーンでざざっと」「オイルはボトルからどぼどぼ」と、かなり大雑把。ハーブなども喋りながら手で摘んで、洗わずにイン。ボウルや鍋敷きなども料理しながら探したりする。また、茹であがったもの、焼きあがったものをそのまま皿にどちゃっと移し、盛り付けを整えない。

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