累計発行部数3000万部を誇る大ヒット少女漫画を17年ぶりに日本ドラマ化した『イタズラなKiss~Love in TOKYO』。ドジで落ちこぼれの女子高校生・相原琴子と、IQ200のツンデレ男子・入江直樹の恋物語を演じた未来穂香と古川雄輝のコンビが帰ってくる。
シーズン2本放送に先駆けて放送される「沖縄編」は、ふたりの新婚旅行エピソード! 未来と古川が琴子と入江の新たな関係性などを語った。

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 未来、古川、共通して抱いているのが「原作に忠実に作っていくこと」。「とにかく原作を大切にしています」と古川。当然、シーズン2では1からの変化もある。シーズン1では入江としてかなりのツンデレというか、ツンツンぶりを見せた古川だが、「結婚した後は、だいぶデレ要素が強くなる」とし、「琴子と一緒にいることによって、より人間らしく成長していく姿が見えると思います」と入江の変化を語る。

 そんな入江の変貌を「ちょっと変な感じでした。
『沖縄編』を撮影していた当初は慣れなくて」と振り返る未来。しかしあくまでも個人的にはシーズン2の入江のほうが好きとのこと。「シーズン1の入江くんはちょっとツンツンしすぎな部分が多くて(笑)。客観的に見たら、琴子ちゃんと入江くんのカップルは、なんだかんだで幸せそうなんですけどね。やっぱり入江くんの相手は琴子ちゃんじゃないとダメなんだって思うし。ただ私的にはシーズン2の入江くんのほうが好きです(笑)」。


 シーズン2で特にお気に入りの場面を訊ねると、未来から第4話に登場する「ボートの場面」という答えが。いつも通り一生懸命ながら空回りする琴子を、入江の優しさが包んでくれるエピソードなのだが、答えている未来の隣で、「っていう、僕が一番好きなシーンです」と古川。もともと古川が好きなシーンとして挙げていたようで、「ちょいちょいコメントを盗むんですよ」と古川がこぼす姿にも、返って仲の良さが表れていた。 続けて「(『沖縄編』でも)琴子のことを怒鳴りつけても、結局、走って探しに行ったり。なんやかんや入江は琴子のことが大好きなんだなっていうのが、よく伝わるようになっていると思います」と入江について補足した古川。自身も入江のようにツンデレ系なのかという質問には、「僕は残念ながらデレデレ系です」と素直な告白をしてくれた。


 さらに役柄とのギャップを、今度は互いに見つけてもらうと、「古川くんはよく話してくれるし、すごくレディ・ファーストです。アメリカンな感じ」と答えた未来。また芝居に対する姿勢を「とてもこだわりを持ってやっていてステキだと思います」と話したが、古川は答えに窮し、「え~? 未来さんが琴子と違うところ? まんまだからな~。ほぼほぼ一緒です」と答え、未来から「え~! いっぱいあるでしょ」と促されるも、「いや、ほぼほぼ琴子なんで、分からないです」と言いながら、「琴子ってすごく元気でポジティブ。未来さんもそうしたところが魅力的で役にも反映されていると思うし、本当にピッタリ。漫画から飛び出てきたような感じです」とフォローしていた。


 まんま琴子と言われた未来は、シーズン2の見どころを「キュンキュン倍増」と明かし、「特にキスシーンが多くなったので、毎回キスシーンはドキっ、キュンってすると思います!」と断言。互いのキャラクターを理解し、相談しながら芝居を進めているというふたり。インタビュー中も息の合った様子が伝わってきた。(取材・文・写真:望月ふみ)

 『イタズラなKiss2~Love in OKINAWA』は、フジテレビにて9月12日(金)放送、セルDVDは9月17日(水)発売。また、『イタズラなKiss2~Love in TOKYO』ライブ&トークショーが8月29日(金)11時30分からお台場新大陸で開催される。