俳優・向井理の妻で先月25日に第2子妊娠を発表した女優の国仲涼子が1日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「片想い」』の第1話完成披露試写会&舞台挨拶に、本作で主演を務める中谷美紀と共演の桐谷健太大谷亮平、永田琴監督らと参加。国仲は、中谷との禁断キスシーンを照れながら振り返った。


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 同作は、ミステリー作家・東野圭吾による“ジェンダー”を題材にした小説が原作。性同一性障害の主人公・美月(中谷)と、美月が引き起こした事件をきっかけに再びフォーメーションを組む元アメリカンフットボール部の同窓生たちの苦悩を描く。

 性同一性障害の役どころを演じた中谷は「桐谷健太さんが背も高くて男前なので、負けないように筋トレしたり、ヒレステーキや卵を食べたりしてトレーニングした。でも難しい。男になろうとしても成り切れないもどかしさを感じた」と難役に苦労を吐露。最終目標は「国仲涼子さんを惚れさせて、旦那様である向井理さんから奪うこと」だったというも、「それには至らず、撮影現場では面白い桐谷さんに奪われ、嫉妬心を感じていました」と振り返った。


 しかしそのジェラシーが演じる上で活きたようで「その気持ちが役と重なった。国仲さんとのドラマチックなキスシーンではドキドキしたけれど、報われない思いを克服しようと、(桐谷演じる)哲朗から奪おうという気持ちだった」と国仲との禁断キスシーンを回想。女性とのキスシーンは人生初という国仲は「台本を読んだ時からドキドキして、どうやって撮影をするのか、受け身なのか、それともこっちからいくのか、当日までそのことが頭にあった」と緊張も「すごいなんか、優しさに包み込まれるような…今振り返ってもドキドキです」と中谷とのキスに大テレ。

 一方の中谷も「キスシーンは無我夢中。必死で歯磨きをしてミントやフレグランスを使ったり、涼子に嫌われないように。女性とのキスシーンは3度目だけれど、その中でも最も長いロマンチックなキスシーンを国仲さんと演じることができて光栄でした」と“相思相愛”を明かした。


 『連続ドラマW 東野圭吾「片想い」』(全6話)は、WOWOWプライムにて10月21日より毎週土曜22時放送。