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オダギリジョー、「精神的、体力的にもハード」な『エルネスト』キューバロケを語る

2017年10月7日 13時00分 (2017年10月7日 16時52分 更新)

映画『エルネスト』撮影風景(c)2017 ”ERNESTO” FILM PARTNERS.

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 オダギリジョーが主演し阪本順治が監督を務めた、日本とキューバの合作映画『エルネスト』。約1ヵ月半にわたり物語の舞台であるキューバで行われた、過酷で壮絶な撮影現場の様子が明らかになった。オダギリはロケを振り返り、「精神的、体力的にもハードな現場だった」と語っている。

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 チェ・ゲバラから彼のファーストネームである“エルネスト”を戦士名として授けられた日系人・フレディ前村(オダギリ)。キューバ危機のさなかにゲバラと出会い、その深い魅力に心酔しゲバラの部隊に参加、やがてボリビア軍事政権へと立ち向かっていく前村の姿を描く本作は、48年ぶりの日本とキューバの合作映画として制作された。

 今回、約1ヵ月半に渡るキューバ国内での撮影が実施され、前村の幼少期のエピソードや学生時代は、ハバナ市内にあるヒロン浜勝利学校やハバナ大学などで、またゲバラの革命軍に参加した前村のボリビア政府軍との戦闘シーンは、キューバの東側にあるグアンタナモ州バラコア地区の国立公園内がロケ地となった。

 しかし撮影スケジュールは予定通りには運ばず、日々想定外のトラブルに向き合うことに。海外で撮るのは5ヵ国目になるという阪本監督は、「通常以上にいろんなアクシデントが起こるけれども、やがて混合チームのあいだで言葉が介在しなくても、わかり合えるようになる」と都度柔軟に頭を切り替え対応。キューバ危機に直面したハバナの街路での民衆デモのシーンでは、エキストラの参加も多く、混合チームのボルテージも一段と高まったそう。10回以上テイクを重ね、ギリギリまで粘った結果、当時の民衆の気持ちがあふれ出た渾身のシーンに仕上がったとのことだ。阪本監督は、彼らから「コマンダンテ(指揮官)」と呼ばれる程の信頼も得ていたという。

 そんな阪本監督の最もそばにいた“共犯者”である主演のオダギリは、「海外で芝居をすることは経験値として十分理解していたものの、現場で吐いたり、夜中に腹痛に襲われるほど精神的、体力的にもハードな現場だった」と述懐。それでも、「困難であればあるほど、やりがいを感じる。この組の一員にしてもらえて幸せでした」と満足そうに撮影を振り返った。

 映画『エルネスト』は全国公開中。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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