オリジナルシリーズ終了から約14年ぶりに、事実上のシーズン10が2016年に全米放送された『X‐ファイル』シリーズ。続くシーズン11に、前回はスケジュールの都合で出演できなかったジョン・ドゲットFBI捜査官役の俳優ロバート・パトリックが出演する可能性があるという。


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 パトリック演じるジョン・ドケットはモルダーに代わるスカリーの相棒として、シーズン8とシーズン9に登場した。パトリックは2014年に始まった米CBS局の海外ドラマ『SCORPION/スコーピオン』にレギュラー出演しており、日本では『X‐ファイル 2016』としてリリースされたシーズン10には出演しなかった。

 TV Lineによると、企画・製作総指揮のクリス・カーターはシーズン11早々に、ドゲットを登場させるつもりだったという。カーターはTV Lineに対し、「実はパトリックを出演させるエピソードを書き上げていた。だが彼が(『スコーピオン』があるため)、我々の方に出演できないことが分かったので、そのエピソードから彼を外さなければならなかった…。彼にとって『スコーピオン』が最優先だからね」と明かしたという。


 カーターは「だからと言って、今度のシーズンに彼を見ないと言っているわけではないけど…」と続け、パトリックがシーズン11に出演する可能性があることを匂わせたとのことだ。一方、パトリックの方はTV Lineに対して、スケジュールの都合で当初の予定は実現しなかったが、出演できるように調整する意向を示したという。