結婚を意識しつつも、資金がたまらないという20代ビジネスパーソンには、「何にいくらかかるか分からない」とか「結婚にかかる費用が莫大すぎて、ためる気にならない」という人が多いようだ(参考:アンケートで見る、結婚で出ていく金額、入ってくる金額)。そこで今回は『年収200万円からの貯金生活宣言』の第2弾『正しいお金の使い方編』を出版したばかりの家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏に、結婚にかかる費用と、結婚に特化した貯金術について教えていただいた。
思っているほどかからない? 結婚費用の現実結婚式にかかる費用は、一般的に、約300万円が相場と言われている。新婚旅行費用として、+約50万円、新生活を始めるための引っ越し費用として+約50万円を見積もると、約400万円の結婚資金を用意しておけなければならない計算になる。年収200万円~300万円という人も多い中、それを上回る額をためるとなると、結婚を先のばしにしたい気持ちになるのももっともと言える。
しかし横山氏の実感では、結婚費用は「150万円でも十分」。式の会場を高級ホテルではなくお気に入りのレストランにしたり、招待客を減らしたりと、工夫次第で費用は抑えられるからだ。
「特に女性には、結婚式に対する夢があるので、お金をかけすぎる傾向があります。私のお客様には、ブライダルエステだけで250万円も使ってしまい、ローンの返済に困って相談に来られた方も」(横山氏)
状況にもよるが、「結婚式には莫大なお金がかかる」という思い込みを捨て、用意できる範囲のお金でまかなえる計画を立てる判断も必要だ。
横山式「結婚準備プログラム」とは?横山式貯金術の基本は「90日間プログラム」。いきなり大金を目標に設定するのではなく、最初の90日間は8万円、次の90日間は15万円……と90日ごとに目標を立て、徐々にハードルを上げて、着実に目標金額に到達するプログラムだ。
横山氏の事務所マイエフピーでは、結婚を予定しているカップル向けに、1年前から、90日間プログラムをベースにした結婚用プログラムを設定している。基本は、まずそれぞれのカップルに見合う目標金額を決め、1年間で90日間プログラムを4回組んで、実行するというもの。仮に「結婚までに二人で150万円ためる」という目標を立てたとすると、最初の90日間で20万円、次の90日間で30万円、さらに次の90日間で45万円、最後の90日間で55万円ためれば目標に達する。…


