サービス商品といえば、「ATM」、「公共料金支払い」、「チケット」、「宅配便」、「コピー」、「インターネット商品受け取り」等があります。意外に感じられるかもしれませんが、「切手・収入印紙」もサービス商品に区分されます。これら、サービス商品の取り扱いは増えていく傾向にあります。
アイテムではなくサービスが増えるのも、コンビニは一定の店舗面積(約35坪)しかなく、現状の取り扱いアイテムを展開することで精いっぱいだからです。新たな商材を取り扱おうとする(たとえば、医薬品)と、既存の商品と入れ替えを行うことになり、品ぞろえの大幅な見直しが必要となります。
A商品がなくなる(=売上●●円減)⇒B商品を導入(=売上▲▲円増)という考えで入れ替えることになるため、売上利益の上乗せになるわけではありません。このような理由によりなかなか新規カテゴリーが導入されにくいのです。しかし、サービス商品は違います。サービス商品を展開するためには大きな売り場が必要ではないからです。
サービス商品は、レジカウンターでの処理によって取り扱いが可能となるものが多いからです。システム投資などは必要となりますが、一般商材の入れ替えよりもはるかに楽でコスト負担が小さいです。
また、サービス商品が増えることによりお客さまニーズを掘り起こすことができ、新たなお客さまの増加につながるようになるのです。「あったら良いな」といったニーズを掘り起こし、新たなお客さまを増やすためにもサービス商品は重要な位置づけになります。
電子マネーの利用促進が進んでいるのも、新たなお客さま発掘(筆者の個人的意見では、発掘よりもお客さまの離脱防止だと考えていますが)に役立てる目的です。
■意外にもうからない商材たち
ところが、世の中簡単ではなくて、コンビニにて取り扱っている「サービス商品」は実はあまりもうかりません。読者の皆さまにも電気料金の支払いやクレジットカードの支払いコンビニで行い、多額の入金を行った際に「コンビニはいっぱいもうかっているんだろうな」と感じられたことがあるかと思いますが、残念ながらほとんどもうかっていません。公共料金などの支払いに対しては、一定の手数料が入るだけです。
コンビニで切手・収入印紙・年賀はがきを購入されることが多いと思います。物販なので利益があるように見えますが、これも正確には「販売委託」となるため、手数料収入です。切手類の販売・収入ルールは面白く、コンビニの近隣郵便局から商品を仕入れます。…


