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【モノマネ】ライブでこそ活きる清水ミチコの「業」 - 研究員レポート

2011年12月26日 06時00分 (2012年1月2日 05時06分 更新)
矢野顕子清水ミチコは、すごく似ている。

うーん、ちょっと伝わりづらいか。「清水ミチコがやる矢野顕子のモノマネがすごく似ている」ではなく、もっと本質的に、表現者としてこのふたりはすごく似ていると思うのだ。

矢野顕子の弾き語りライブを見ると、自分は必ずといっていいほど笑ってしまう。なぜか。「すごすぎて」である。もちろん彼女は笑わせようとしてライブをやっているわけではないし、観る側も笑いたいと思ってライブを見ているわけではない。しかし目の前で鳴らされる音の迫力に、唖然とするとか感動するとか、そういう反応では感情が追いつかず、どうしようもなくなった果てに、「ははは、なんだこれ、すげーなー、はははは」と、笑うしかない感じになってしまうのである。

で、清水ミチコのライブはその反対。観る側は思いっきり笑いたくてライブに行くし、彼女も全力で観客を笑わせようとするし、実際大爆笑のステージであることは確かなのだが、ライブ中必ず、唖然としてしまう瞬間がある。戦慄、と言ってもいいかもしれない。ライブ中、ネタとかモノマネとかいう枠を超えて、彼女の「業」みたいなものがダダ漏れして、得体の知れない表現になってしまっている瞬間が必ずあるのだ。

さて清水ミチコの最新ライブDVD『LIVE! 清水ミチコのお楽しみ会 バッタもん』は、そんな彼女の魅力が全開、なんならちょっと開きすぎなくらい充実の内容である。

WOWOW
4500円
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いきなりタイムリーなネタから始まり(収録されたツアー自体は’10年に行われたものなのでまったくの偶然なのですが、ちょっとビックリした)、あの人からあんな人まで(本当はひとつひとつのネタにツッコミを入れたいところだけど、初見時の衝撃を邪魔したくないので説明できないのが辛い!)、本編2時間ギッシリ、めくるめくミッチャンワールドが繰り広げられる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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