ニッチー編集部が“美人すぎるご当地キャラ”として密着取材する、奈良県葛城市のマスコットキャラクター「蓮花ちゃん」。好奇心旺盛な性格で、これまで数々のチャレンジを行なってきたが、2013年最初のチャレンジは「競技かるた」。

競技かるたといえば、漫画『ちはやふる』が人気を博してブレイク。2010年にはテレビアニメも放送スタートした。主人公は、百人一首の札を一対一で取り合う競技かるたで“かるたクイーン”を目指す少女・綾瀬千早。その紆余曲折の青春ストーリーとともに、競技かるたの激しさが読者をひきつけ、百人一首人気を高めたと言われるほど。

1月10日、蓮花ちゃんは、奈良市にある奈良文化女子短期大学を訪問した。キッカケは、同大学の「カルタ遊びと子ども文化」ゼミが制作したいろはかるたの“せんとくんカルタ”。
せんとくんに片思い中の蓮花ちゃん、新聞でこのカルタの存在を知ったという。

そして早速、ゼミ生たちが考案した創作かるたを楽しんだ。このゼミでは、伝統文化としてのかるたの歴史を調べ、子どもの遊びとしてのかるた遊びを保育の場で生かせるよう、奈良の文化や行事などをテーマとしてかるた制作に取り組んでいる。

れんかちゃん かつらぎのあいどる かわいいな
せんとくん ならのかわいい きゃらくたー

「せんとくん」と「蓮花ちゃん」の札だけは取った蓮花ちゃん。しかも、関係者によると、せんとくんの札を取ろうと、何度も“お手つき”する微笑ましい一幕も見られたという。

一緒に参加したゼミ生の1人は「蓮花ちゃんと勝負ができて楽しかった。
せんとくんへの執着心には驚かされました」と話していた。

なお、このカルタに詠まれているキャラクターは、蓮花ちゃんとせんとくんだけ。いずれにせよ、今年もこの競技かるたのごとく、せんとくんをめぐる熱き“恋愛バトル”が繰り広げられるのだろうか。今年も蓮花ちゃんの活躍ぶりに目が離せない。

画像提供:葛城市役所
http://www.city.katsuragi.nara.jp/ 

平成の中将姫 蓮花ちゃん
奈良文化女子短期大学

(Written by Aki Shikama)


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