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「ラーメン二郎」は宗教!? ネットで人気を集める秘密

2013年6月22日 07時20分 (2013年6月23日 06時59分 更新)
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『ラーメンと愛国』(速水健朗/講談社)

ラーメンは、いまや日本の国民食。有名店には行列が生まれ、全国津々浦々にご当地ラーメンがある。ラーメン店をランキングした書籍も人気だ。しかし、そんななかでもネット上で異様な盛り上がりをみせている店といえば「ラーメン二郎」である。ファンサイトも数多く、2ちゃんねるではチェーン店別にスレッドが乱立。「ラーメン二郎」を愛する者たちは「ジロリアン」と呼ばれ、なかには自宅で再現を試みる「家二郎」まで存在するほどだ。

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 ご存じない方に説明すると、「ラーメン二郎」とは東京都港区の三田に本店を構えるラーメン店。ラーメンはかなりのボリュームがあり、麺の上には「ブタ」と呼ばれる叉焼(チャーシュー)と大盛りの野菜がのせられる。特徴的なのは、注文時に店員から「ニンニク入れますか?」といった具合に無料のトッピングを訊かれた際の応答にある。多めにしてほしいときは“マシ”という用語を使い、たとえば「野菜たっぷりニンニク多め」が希望ならば「ヤサイマシマシニンニクマシ」のように希望を伝えるのだ。もはや謎の呪文のようである。

 しかし、本店には大行列ができるとはいえ、「ラーメン二郎」はいわゆるラーメンランキングなどで1位に選ばれている店ではない。それなのに、なぜこれほどまでにネット上には「ラーメン二郎」の情報が氾濫しているだろうのか。

 その謎に迫っているのが、ラーメンから日本の現代史を解き明かした新書『ラーメンと愛国』(速水健朗/講談社)だ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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