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読むのは人生の無駄!? 自己啓発書ブームに喝!

2013年6月25日 12時00分 (2013年6月25日 12時59分 更新)

『キャリアポルノは人生の無駄だ』(谷本真由美(@May_Roma)/朝日新聞出版)

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 書店でいつも賑わっている自己啓発書のコーナー。本が売れないと嘆く声がある一方で、自己啓発書はベストセラーを連発する人気ジャンルだ。しかし、そんな自己啓発書を「キャリアポルノ」と呼び、自己啓発書をありがたがる人たちに“愛のムチ”を振るう本が発売。それが『キャリアポルノは人生の無駄だ』(谷本真由美(@May_Roma)/朝日新聞出版)という新書である。

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 著者はMay_RomaとしてTwitterで多くのフォロワーを持つ谷本真由美。「キャリアポルノ」というのは彼女の造語で、英語圏で使われている「フードポルノ」にひっかけた言葉だ。フードポルノとは、おいしそうな食べ物を本や動画などで読んだり眺めることで楽しむものの、実際に料理を行ったり食べたりするわけではないことを「ポルノの鑑賞」に例えたもので、著者はそれと同じ構造が自己啓発書にあることを指摘している。

 この「キャリアポルノ」という造語も過激だが、中身はさらに挑発的。いわく、自己啓発書の特徴は「人文書や文芸書に比べてデザイン的にあり得ないレベルで下品なこと」。表紙に強く打ち出される「絶対」「人生」「成功」「勝者」「金持ち」などの言葉は「シラフだったら絶対に口に出せないような赤面系キーワード」とツッコみ、字が大きいこと、文字の量が少ないことなどを挙げ、「こんな恥ずかしい本」を本棚に堂々と入れている人は「相当勇気があるか、何も感じない単細胞」と切り捨てている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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