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専門医に聞け! Q&A 二日酔いに効く漢方薬

2015年6月29日 13時00分 (2015年6月30日 12時34分 更新)

 Q:お酒を飲む機会が多いのですが、よく二日酔いになります。会社の同僚が、二日酔いの予防には漢方薬の黄連解毒湯がよいと言うので飲んでみましたが、効かなかったようでした。どうしてでしょうか。また、他によい漢方薬がありましたら教えてください。(38歳・金融機関勤務)

 A:二日酔いは、漢方の見方に立つと、症状によって二つのタイプに分けられます。
 一つは下痢をするタイプです。これは体質的に胃腸が弱い人によく見られます。もう一つは、胃がムカムカし、喉が渇いて冷たい物を欲しがるし、頭痛がするタイプです。これらは、熱の症状です。
 お酒を飲むと体が熱くなることからわかるでしょうが、アルコールは熱を産生します。お酒をたくさん飲むと、口内炎を起こしたり、ニキビがひどくなる人がいますが、これらも熱の症状なのです。
 前者は前述したように胃腸が弱く、どちらかというとあまり頑健ではない男性によく見られます。一方、後者は元気旺盛な男性によく見られます。
 後者のタイプの人が長年、たくさんの量のお酒を飲み続けると、酒 になる場合があります。酒 は漢方の用語で、酒焼けとも言われます。これは漢方的には、熱と 血の症状です。
 まずは、自分がどちらのタイプであるかを見分けましょう。タイプによって、適している漢方薬は異なります。

●五苓散が適している
 下痢タイプに用いる漢方薬が『五苓散』で、一方、熱症タイプに適している漢方薬が『黄連解毒湯』です。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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