永遠の命を得ることができる?-科学者が発見した老化プロセスのスイッチをオフにする方法

2015年8月9日 13時03分 (2015年8月9日 20時24分 更新)
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人間が過去何年も昔から、長い間抱いてきた、叶わぬと諦めてきた不老不死の夢が、ついに叶う日が、近い将来、やって来るかもしれません!?
最近の研究で、科学者が、ある線虫から老化プロセスのスイッチをオフにする、つまり不老不死の方法を発見したそうです。この研究結果は、分子細胞ジャーナル(journal Molecular Cell)に発表されています。

カエノラブディティス・エレガンス(略称C・エレガンス)という名前の線虫が存在しています。C・エレガンスは他の線虫と違って、他の動物に寄生することなく、土の中で、細菌を食べて生息しています。研究対象となる生命現象が観察しやすいことから、モデル生物として広く科学的な実験によく用いられる虫ですが、いまだ未知の部分が多いそうです。


C・エレガンスは、見た目は全く違いますが、人間と同様の生化学的環境を持っています。
研究者たちは、C・エレガンスが生殖成熟に達したときに遺伝子に変化があることを突き止めました。そして、このスイッチをオフの状態にすることによって、線虫の成長を止めることができたのです。じつは、これはヒトにも存在する遺伝的スイッチなのだそうです。

この研究を進めることによって、永遠の命を得るということよりも、高齢化や変性疾患(細胞や組織が少しずつ変質し、最終的に死滅して機能を失う疾患の総称)を遅延させることができるのではないか、と期待が寄せられています。

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