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山形のベンチャーが開発「クモ糸繊維」 NASAを超えたスゴさとは

2016年9月25日 10時00分 (2016年9月26日 19時19分 更新)
画像はSpiber株式会社HPのスクリーンショット

アウトドアブランド『THE NORTH FACE』のアウタージャケット「ムーンパーカー」。この製品には、今まで類を見なかった世界初の技術が使用されている。

それが「人工合成クモ糸繊維」。この技術を開発したのは大都市に構える大企業でも、世界トップ規模の研究所でもない。

なんと当時まだ学生だった2人の研究者が立ち上げた、山形のバイオベンチャー企業なのである。

■鋼にも勝る強度を誇る「クモの糸」クモの糸はその伸縮性と耐熱性を兼ね備え、さらに意外にも鋼鉄の4倍にも勝る強度から「究極の繊維」と世界が大注目している新素材。

しかし、その生成の難しさから、実用化は不可能とされてきた。

そんな不可能を可能にした企業、それが「Spiber(スパイバー)株式会社」である。

画像は慶應義塾大学先端生命科学研究所HPのスクリーンショット

さかのぼること今から15年前、山形県鶴岡市に慶應義塾大学の先端生命科学研究所が設立された。

それを機に、研究施設所長である冨田勝教授のもとにやってきた学生が、現スパイバー代表の関山和秀さんだ。

クモ糸研究に没頭した関山さんと後輩の菅原さんは、慶応大学在学中の2007年にこのベンチャー企業を立ち上げる。

大学院を卒業してからも、実用化の可能性を信じ研究が続けられた。

そしてついにクモの糸をつくる遺伝子を微生物の中に組み込み、その微生物を増殖させることによってクモの糸を増産させる技術を開発したのである。

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