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医師が教える、「一番風呂」が体に良くない理由

2017年1月9日 17時00分 (2017年1月13日 20時40分 更新)

■そもそも一番風呂とは…「湯が薄い」ってどういうこと?
一番風呂とは、その名の通り、お湯を入れたばかりで誰も入っていないお風呂のこと。つまり、水道水を沸かしたままということで、湯の成分は水道水そのものということになります。

日本の水道水は世界的に見てもとても質が高く、全国どこでも安心して飲むことができます。現在、日本の水道水は1957年(昭和32年)に制定された水道法によって厳しく規制を受けており、その安全性は折り紙つきです。当然、お風呂に使うのにも全く問題がありません。

一般的に、日本の水道水はミネラル分が少ない「軟水」です。これは、国土の狭い日本で採水される水は、雨が降って水が地中に滞在する時間が大陸の諸国よりも短いためです。当然、一番風呂の湯に溶け込んでいるミネラル分は少ないということになります。

■“人の体液”と“水道水”の濃度差が問題
一方、人体の皮膚の内側は細胞や血液などで満たされていますが、細胞や血液といった体液中にはたんぱく質や様々なミネラル分などの成分が含まれており、日本の水道水と比べるとずっと濃くなっています。

この体の内側の濃度(濃い)とお風呂のお湯の濃度(薄い)の違いが皮膚にぴりぴり感や違和感といった刺激をもたらすと考えられています。温泉水で言えば、その濃さの違いで「低張性」「等張性」「高張性」の三段階に分類されますが、そのうち人の体液と同じ濃さである「等張性」が最も刺激が少なく、肌に負担が少ないと言われています。
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