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「貧困」歯科医急増…過剰供給の歯科業界、「特徴なし・技量なし」は容赦なく淘汰

2017年3月16日 06時01分 (2017年3月18日 17時30分 更新)

「歯科医は儲からない」といわれるようになって久しい。

 厚生労働省「平成26年医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、全国の歯科医師の数は10万3972人。同じく厚労省の「平成 27 年医療施設(動態)調査・病院報告の概況」によると、歯科診療所は全国に6万8737施設もある。これは、コンビニエンスストアの5万4359店舗(日本フランチャイズチェーン協会「JFAコンビニエンスストア統計調査月報 2016年11月度」)より、はるかに多い数だ。

 その結果、経営を安定させる上で十分な患者数を確保できない歯科医院が急増。かつては高収入の職業の代表格と思われていた歯科医だが、今やワーキングプア状態の歯科医も少なくないという話も聞く。今、歯科業界を取り巻く状況はどうなっているのか。

●専門性の高い歯科医院が急増、患者の奪い合いに

「歯科医院が多すぎるというのは、都市部限定の話です。歯科医院の少ない地域はたくさんありますし、実際に歯科医院ゼロの地域もあります」

 そう話すのは、歯科医院専門コンサルタントの寳谷光教氏だ。確かに、東京など歯科医院の過密地域ではワーキングプアの歯科医もいるが、全体で見ればごく少数にすぎない。しかし、エリアによる格差は大きくなっているのが現状だ。

 もっとも、寳谷氏は「従来の歯科医院の経営方法では、今後は生き残っていけないのも事実」と語る。

「昔と比べて、現在の患者は歯に対する意識や知識が格段にアップしています。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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