0

ボーカロイド・オペラの先駆者、渋谷慶一郎が語るパリ公演

2017年4月21日 21時00分 (2017年4月21日 21時09分 更新)
脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめる、日本、そして世界を舞台にチャレンジしている人をゲストに迎え、その“挑戦”に迫るTOKYO FMの番組「Dream HEART」。4月22日(土)の放送では、アーティストで作曲家の渋谷慶一郎さんが登場します!



渋谷さんは1973年生まれ。東京芸術大学の音楽学部作曲科を卒業後、2002年に音楽レーベル「ATAK」を設立。国内外で先鋭的な電子音響作品をリリースするほか、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像などさまざまな分野でマルチな才能を発揮しています。現在はパリと東京を拠点に、世界で活躍している渋谷さんにたっぷりと話を伺いました。


茂木「2013年5月かな、初音ミク主演で世界初の映像とコンピューター音響によるボーカロイド・オペラ『THE END』の初演を観たのは。あれは素晴らしかった!」

渋谷「観に来ていただきましたよね。予想以上に反響がすごくて、今も世界中からオファーがきています」

茂木「パリ公演も大成功だったとか」

渋谷「パリはすごく熱狂的で前売りチケットが30分ぐらいで売り切れちゃって。追加公演もすぐに売り切れて。一番印象的だったのは幕が下がった瞬間、3秒くらい沈黙があったあとすごい拍手が沸き起こって」

茂木「初音ミクがボーカロイドとして歌っていますが、作曲者としてテーマはどのように?」

渋谷「“死”とは何かというのがひとつ。これは古典的なオペラでもよく扱われる題材なんですが、身近な存在の固有の死ではなくて、死ぬのか死なないのか分からない存在の初音ミクが自問自答していくと、死の本質って何なのか展開できるんじゃないかと思ったんです」

茂木「哲学的な意味合いも含んだ非常に画期的な作品だったと思うんですけど、フランスの人たちはこの作品を観てどんなことを論争していたんですか?」

渋谷「人は死ぬと名前が消えちゃうと思うけど、名前は残るんですよ。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品