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その「休息」で疲れは取れない。知っておきたい原因、「自律神経」の乱れ。

2017年6月20日 08時00分 (2017年6月21日 07時08分 更新)
自律神経研究の第一人者である小林弘幸氏が6月に上梓した、最新刊『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(ベスト新書)が好評だ。順天堂大学医学部教授として患者さんの治療にあたるだけでなく、プロスポーツ選手や一流アーティストのコンディショニングにも関わる超多忙な、小林先生に「休み方」を聞く。

交感神経も副交感神経も高い状態が理想

──前回に引き続き、ストレスと自律神経の関係についてお話を伺います。そもそも「自律神経が乱れる」というのはどういうことなのでしょう?

 自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、この両者がバランスを取り合って一日のリズムをつくってくれています。

 たとえば、睡眠中は副交感神経が優位だったのが、朝になると交感神経が優位になり始め、やがて目が覚めます。午前中は交感神経が上がって活動的に、午後になると副交感神経が上がり始め、夕方には逆転し、リラックス状態に入るという具合です。

 こうしたリズムを「日内変動」と言いますが、ストレスによって自律神経が乱れると、夜になっても交感神経が高いままで眠れないということが起きるのです。

──夜には交感神経が弱まらなければいけないのですね?

 いえ、そこがちょっと違うんです。「交感神経と副交感神経はシーソーのような関係であり、どちらかの機能が高ければ一方は低くなるべき」と考える人が多いのですが、そうではありません。両方とも高く維持されている状態が理想です。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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